エンリケ・イグレシアス双子のパパに　ママはあの人気女子テニス選手

若い頃のブラッド・ピットを思わせる、ちょっとやんちゃな甘いマスクと187cmもの長身で大勢の女性ファンを虜にしてきたラテンポップの人気歌手エンリケ・イグレシアス。長いこと交際してきたロシア出身の元プロテニス・プレーヤー、アンナ・クルニコワが双子を出産したことを米芸能情報サイト『TMZ』ほかが伝えている。

エンリケ・イグレシアス（42）とアンナ・クルニコワ（36）の出会いはなんと16年も前の2001年。アンナがエンリケのミュージックビデオ『Escape』でかなりホットなシーンを展開していたことを考えると、彼女はそもそもエンリケの好みのタイプであったのだろう。そんなアンナがフロリダ州マイアミで16日、男女の双子を出産した。男の子はニコラス君、女の子はルーシーちゃんと命名されたが、突然の吉報が舞い込んだとする『TMZ』は、これまでよくも周囲に妊娠を気づかれなかったものだと感心している。

アンナは2003年にプロテニス界を引退し、2010年にはアメリカ国籍も取得して故郷ロシアとの二重国籍保有者となっていたが、トップアスリートでありながら実は複雑な家庭環境のなかで育っていたことがその年に露呈していた。フロリダ州に呼び寄せていた実母アラ・クルニコワ（当時46歳）が育児怠慢につき逮捕されたのだ。母親は再婚相手との間に生まれたアンナの異父弟となる男児（当時5歳）を鍵をかけた自宅に閉じ込めて50分間も留守にし、その子が2階の屋根から地面に転落して重傷を負うというものであった。

健康的で実にラブラブなカップルであった2人。このような家庭の背景もあってアンナがなかなか母親になる決心がつかなかったのかと思いきや、インタビューでは「子供は絶対に欲しい。私は世話好きなの。ただし結婚という形にはこだわっていないわ。彼とは信頼と尊敬で結ばれているし、今が幸せならそれで十分」などと語っていた。きっと待ちに待った妊娠・出産であったに違いない。この美形カップルの遺伝子を継いだとあればさぞかし可愛い赤ちゃんたちであろう、お披露目の日が今から楽しみだ。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）