12月20日、ホンダが2018年シーズンのFIM世界耐久選手権最終戦、鈴鹿8時間耐久ロードレースとMFJ全日本ロードレース選手権最高峰クラス、JSB1000にワークスチーム『Team HRC』として参戦することを発表した。
ホンダがワークスチームとして全日本最高峰クラス、そして鈴鹿8耐に参戦するのは2008年以来10年ぶり。ライダーには2017年シーズンJSB1000チャンピオンを獲得した高橋巧が起用され、ホンダは高橋とともに2018年シーズン、全日本JSB10002連覇と鈴鹿8耐での優勝に挑む。なお、使用するマシンはCBR1000RRをベースとしたワークスマシンになるという。
10年ぶりとなったワークス参戦に際し、本田技研工業執行役員、ブランド・コミュニケーション本部長森山克英氏は「ホンダワークスチームで参戦し、頂点を目指しチャレンジするとともに、ライダー、チームの人材育成にもつなげていきたいと思います」とコメントを発表。
また、HRC代表取締役社長の野村欣滋氏は、2018年シーズン全日本JSB1000のレース数がこれまでの9レースから13レースに増えることに触れ、以下のようにコメントしている。
「国内ロードレースの最高峰クラスであり、2018年は全9戦中、13レースが開催され、ますます激しい争いが見込まれる全日本JSB1000クラスと、鈴鹿8耐という厳しいレースに、ワークスチームとして10年ぶりに参戦します」
「Team HRCはチャレンジャーとして、一丸となって勝利を目指してまいります。皆様のご声援をよろしくお願いします」