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金井浩人×池脇千鶴『きらきら眼鏡』ティザービジュアル 池脇「撮影していた毎日がきらきらしていた」

2017年12月20日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2018年に公開される金井浩人×池脇千鶴W主演作『きらきら眼鏡』のティザービジュアルが公開された。


参考:池脇千鶴の若菜役は『道』のジェルソミーナに通じる 『ごめん、愛してる』規格外の登場人物たち


 本作は、森沢明夫による同名小説を『つむぐもの』の犬童一利監督が実写化したヒューマンドラマ。恋人の死を乗り越えられず苦しむ主人公・立花明海と、余命宣告を受けた恋人を持つヒロイン・あかねの関係性を描く。


 恋人を事故で失った喪失感から立ち直れずにいる青年・立花明海役を、本作が映画デビュー作となる新人俳優の金井、一冊の本を介し明海と知り合い、余命宣告された恋人を抱える女性・あかね役を池脇が演じるほか、余命宣告を受けたあかねの恋人・裕二役で安藤政信が出演。共演に、杉野遥亮、古畑星夏、片山萌美、志田彩良らが名を連ねる。


 脚本は『相棒』シリーズの守口悠介。犬童監督とは『つむぐもの』以来の2度目のタッグとなる。エグゼクティブ・プロデューサーを『そこのみにて光輝く』『つむぐもの』の前田紘孝が担当。エンディング曲は、チェロ柏木広樹が書き下ろし、ヴァイオリン葉加瀬太郎、ピアノ西村由紀江が演奏する「Reminiscence ~回想~」に決定している。


 このたび公開されたティザービジュアルには、“自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない。”というキャッチコピーとともに、メインの舞台となる船橋市の街並みで、澄み切った空の下、明海(金井浩人)とあかね(池脇千鶴)が並んで歩く姿を収録。2人の微妙な距離感、空気感が表現されている。


■コメント一覧
・金井浩人(立花明海役)
未だに色んな思いが溢れんばかりにあって、言葉に詰まってしまいます。
この作品に携わり本当に沢山の出会いがありました。
その多くの出会いや、またこの物語に感化されたことで、自分自身のこれまでを回顧し、今現在を肌身で感じ、これからを見つめ続けた日々でした。
いつかのあの時、あることを思い、あるところへ行着き、人に出会って、あれをしてこれをして。そんな繰り返しがあって今自分はここにいて、この人達に出会って、一緒にものを創っていて。全てが繋がっていて今なのだと。なにか、この映画が物語っていることとその時の日々が、力強く通じているような気がしてなりませんでした。そんなことを心の片隅で小さく想い続け、全うした気がします。
この映画を背負い、これからを生きていけることが幸せでなりません。
多くの人に届くことを祈っています。


・池脇千鶴(あかね役)
今思い返すと、撮影していた毎日がきらきらしていたのかもしれません。普段はそんなにきらきらなんてしませんが(笑)、心から信頼できるキャスト、スタッフ、そしてあかねという役のおかげでほがらかに毎日を過ごすことができました。
繊細で傷つきやすく、それでも精一杯人生を生きようともがく優しい人間たちを、観てくださる皆さんにしっかりと見届けていただければと思います。


・犬童一利(監督)
本当に沢山の人に支えられ、無事にクランクアップを迎えることができました。
現在編集中ですが、原作の魂を引き継ぎつつ、映画ならではの「きらきら眼鏡」を皆さんに届けられると思います。
素敵なスタッフ、俳優部、そして地域の方々と丁寧に作っています。
今の日本にこそ必要な映画になると信じています。ご期待ください。


・前田紘孝(エグゼクティブ・プロデューサー)
本作品、クランクイン前から、市民の皆さまに、制作プロダクションが今までにないくらい、踏み込んでいきます、ホンモノの共作にしましょう。と宣言してクランクインしました。その分、たくさん摩擦もありました。しかしながら、その摩擦で生まれた「温度」は、この作品にしっかり刻まれたと思います。大きな喜びと手応えでいっぱいです。
多くの皆さまに届けたいです。支えてくださった皆さまに、心から感謝いたします。


(リアルサウンド編集部)