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嵐 相葉雅紀が大胆プロポーズに挑戦? ラジオで発揮された人々を笑顔にする才能

2017年12月20日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐の相葉雅紀が出演している番組を見ると、いつも彼の人懐っこい性格に微笑ましく思う。その醸し出される雰囲気は、共演者はもちろんスタッフとの信頼関係を強くし、みんなが楽しんで仕事をしているのが伝わってくる。12月15日放送の『嵐・相葉雅紀のレコメン! アラシリミックス』(文化放送)では、甘いセリフにチャレンジする「相葉シノブ」 のコーナーが行なわれたのだが、そのきっかけもスタッフとのババ抜きに負けたためというほのぼのしたものだった。


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 「めちゃ恥ずかしいよ~」と悶えながらも、サッカー部の先輩になって「このゴール決まったら、俺と付き合うの決定な!」と告白してみせたり、クリスマスパーティーの終わりに「実は、もうひとつ受け取ってほしいプレゼントがあるんだよね。俺の名字もらってくれない?」とプロポーズをしてみたり、次々とリスナーが妄想したシチュエーションを演じていく相葉。ヒロイン役は男性スタッフが担当したのだが、お互いに照れながらもリクエストに応えようと必死なのもおかしい。


 甘いばかりではなく、しっかりと笑いも取るのが相葉らしいところ。“関西弁で「こっち向けよ、キスできひんやろ」と言って”というリクエストには、「こっち、向↑けよ? こ↑っち、向けよ↓? ちょっとうまく言えない。(関ジャニ∞の横山裕に)電話して聞こうかな(笑)」と大苦戦。「こんなに身を削るとは思わなかったな~」と言いつつも、 一人ひとりのリスナーに「ありがとうね」としっかり添えるところに、相葉の人の良さがにじみ出る。この柔和な相葉だからこそ、スタッフもリスナーも、相葉と距離が縮まる喜びを感じられる番組になっているのだろう。


 番組の後半では、11月12日に放送された『相葉マナブ秋の1時間スペシャル そば処“相葉亭”』(テレビ朝日系)の裏話も語られた。この回には、二宮和也がゲストとして出演したことでも話題に。ロケの合間に行なわれた取材で、二宮は「なんていうのかな、 仲良しで作ってる番組みたい」(参照:「相葉マナブSP」ロケが大の苦手な二宮和也が相葉雅紀と長野へ!(ザテレビジョン)) と発言していたほどアットホームな雰囲気だったようだ。オンエアを見ても、アンジャッシュ渡部建に相葉がバッタをくっつけるイタズラをして 「子どもか!」とツッコまれたり、ハライチ澤部佑と渡部がそばのタレを作る相葉をコンサート風に応援したり……、お馴染みのじゃれ合う姿が多くあった。だが、ラジオでは帰りの新幹線の中でも、その空気感は続いていたという。


「(新幹線の座席を)クルッとひっくり返して4人が向き合って、お酒を飲みながら帰るっていう列車の旅をしましたね。膝がもう、ぶつかるくらいの感じなんだよね。そこで、俺の隣が渡部さんで、東京駅に着くちょっと前くらいに“切符がねえ!”って言い出して。“何やってんだよ、渡部さん! もう着いちゃうよ”って、俺が渡部さんのこと怒ってたのね。なんだよと思って、 俺がポッケに手を入れたら切符が2枚入ってて、へへへ! “渡部さんごめん、入れた~?”って。渡部さんに相当怒られた(笑)」と、相葉の天然っぷりが炸裂したのだ。そのときの二宮の“仕方ないな”と頬が緩む表情や、陽気にツッコむ渡部と澤部、そしてホッとして笑うスタッフの姿が目に浮かぶ。そんな空気を作り出せるのが、相葉のみんなを笑顔にする才能だろう。彼の周りで生み出される自然的な人情喜劇を、今後も楽しみにしている。(佐藤結衣)