全日本F3選手権の合同テストが12月19日、鈴鹿サーキットで開幕した。2日間3セッションのテストの1回目は、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)が1分50秒751でトップタイムに。2番手にはTODA RACINGの2号車をドライブした阪口晴南が、3番手には坪井翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)がつけた。
そんななか、複数のドライバーを登録したチームでは、途中交代を行うシーンも。坪井とカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sの1号車をシェアしたディエゴ・メンチャカは、セッション途中からコースイン。帯同したロベルト・ストレイトが見守るなかで走行を重ねた。また、TODA RACINGは走行開始時は2号車に大津弘樹、93号車に大湯都史樹が乗り込んだが、途中2号車に阪口晴南が、93号車に大津が乗り込むなど、3人のドライバーで2台を活用している。
終盤までは坪井がいち早く1分50秒台に入れ首位、宮田が続き、「ひさびさのF3は率直に楽しいです。自分の動きを表現できるクルマですね。最初から調子は良かったです」という笹原右京(ThreeBond Racing with Drago corse)が続いていた。