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仏ガラス工芸作家エミール・ガレの展覧会がポーラ美術館で開催

2017年12月19日 21:13  Fashionsnap.com

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《蜻蛉文脚付杯》1904年頃 ヤマザキマザック美術館蔵
フランスのガラス工芸作家エミール・ガレ(Emile Gallé)の展覧会「エミール・ガレ 自然の蒐集」が、ポーラ美術館で開催される。会期は2018年3月17日から7月16日まで。

 エミール・ガレは1846年、フランス北東部のナンシー生まれ。ガラスと陶器を扱う商社を経営する父のもと、早くからガラス製作の技術を学ぶ。植物学や生物学、文学、哲学など多岐にわたる学問への深い造詣を、ガラスの造型や意匠に発揮し芸術性の高いガラス作品を生み出した。 
 展覧会では、北澤美術館、サントリー美術館、飛騨高山美術館、ヤマザキマザック美術館、ウッドワン美術館などから約70点を借用し、ポーラ美術館のコレクションから厳選した60点のガレ作品とあわせて約130点を展示。また、モネやルドンらの絵画と併せて展示し、分野を超えて隆盛した芸術運動や時代背景を紹介する。
 このほか、さかなクンや広島の植物店「叢(くさむら)」の小田康平によるトークイベントや、東京大学総合研究博物館所蔵の標本資料の展示などが行われる。
■エミール・ガレ 自然の蒐集会期:2018年3月17日(土)~7月16日(月)時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)会期中無休場所:ポーラ美術館