米ニューヨークのスタートアップ企業「Blockchain for Change(ブロックチェーン・フォー・チェンジ)」は、低所得者に向けて、スマートID機能とデジタルウォレットを兼ね備えたスマホアプリ「Fummi」を開発した。
・スマートIDとデジタルウォレットを備えたスマホアプリ 世界銀行のデータによると、世界全体で推計11億人がID(身分証明書)を持っておらず、医療や教育、生活支援など、社会福祉サービスを受けるうえで、大きな妨げのひとつとなっている。
そこで、「Blockchain for Change」では、「Hyperledger Fabric」と「Ethereum」という二種類のブロックチェーン基盤を活用し、情報と金銭をセキュアで安全に保存・処理できるプラットフォーム「Fummi」を構築した。