蜷川実花の個展『蜷川実花 IN MY ROOM | TAIPEI ~旬な男たちの肖像~』が、2月25日まで台湾・台北の華山 Laugh & Peace Factoryで開催されている。
昨日12月17日から開催中の同展では、蜷川実花がプライベートな視線で撮影した「旬な男たち」の肖像写真を展示。東京・渋谷で開催された『IN MY ROOM』展でも展示された日本国内外の俳優やアーティストらに加えて、『AERA』で実施された企画の写真、台湾での開催に向けて、畢書盡Bii、リウ・イーハオ、モーディー・チウ(JPM)の3人を撮り下ろした写真も展示されている。またさらに蜷川実花の作品を360度で体感できるトンネルゾーンも設置している。会場の華山 Laugh & Peace Factoryは、華山1914クリエイティブパーク内に5月オープンした、日本と台湾のポップカルチャーを融合させて発信する新スペース。
被写体となったのは、新井浩文、窪塚洋介、永瀬正敏、綾野剛、斎藤工、MIYAVI、渋谷慶一郎、菅田将暉、妻夫木聡、金子ノブアキ、松山ケンイチ、早乙女太一、大森南朋、竜星涼、玉木宏、猪子寿之、大東駿介、堂珍嘉邦、鈴木亮平、柄本佑、伊勢谷友介、三浦貴大、中村達也、瀬戸康史、浅野忠信、坂口健太郎、間宮祥太朗、成田凌、吉村界人、東出昌大、窪田正孝、登坂広臣、小林直己、NAOTO、神木隆之介、山崎賢人、菅田将暉、2PM、星野源、畢書盡Bii、リウ・イーハオ、モーディー・チウ。
なお12月16日にはプレイベントが開催され、蜷川実花も来場。蜷川実花は台湾での撮影したことについて、「3人ともそれぞれ個性が違っていて、短い時間だったのですが本当に幸せな時間を過ごさせて頂きました。これまで撮影で30回以上台湾にきているのですが、今回初めて街中で撮影することができて、台湾にしかない風景もたくさんあるので、とても充実した時間でした」とコメント。被写体となったモーディー・チウは「世界で活躍する有名なカメラマンとしてとても厳しい人というイメージがありましたが、実際に一緒に仕事をしてみるととても親切で素敵な人でした」と語った。一方の蜷川撮影はモーディー・チウについて、「彫刻のように圧倒的に美しくて、ファインダーをのぞいて目が合うたびに“かっこいい!”と思いながら、幸せな気持ちで撮影させて頂きました」と撮影時の心境を明かしている。