トップへ

元祖『ビバヒル』ジェイソン・プリーストリー、ワインスタインの顔を殴った過去

2017年12月19日 11:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジェイソン・プリーストリー、ワインスタインにパンチ(画像は『jason_priestley 2017年2月9日付Instagram「Sunrise on the set of #PrivateEyes in my Heart&Stroke x Roots toque.」』のスクリーンショット)
元祖『ビバリーヒルズ高校白書』のブランドン役で人気を博した俳優ジェイソン・プリーストリー(48)。彼が1995年に開催されたパーティで“ハリウッドの大物映画プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタイン(65)に遭遇。ワインスタインにつかみかかり、顔面を殴ったという。

権力を振りかざし、度重なる性的暴行で「成功を夢見る女優や映画関係者達」を長年苦しめたハーヴェイ・ワインスタイン。そんな“鬼畜”ワインスタインに対して今年、多くの女性達が「実は酷い目にあった」と告白した。女優アシュレイ・ジャッドやミラ・ソルヴィノもセクハラ被害を告発したが、大ヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の監督ピーター・ジャクソン氏は「ワインスタイン設立のミラマックスから連絡が入ったことがある」「ミラとアシュレイは『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に出演させないように」「悪夢のような女優達だ」などと通達されたことをメディアに明かして話題になった。

これを知ったミラは、Twitterを更新。「大泣きしてしまったわ。ワインスタインが私のキャリアをダメにしたのよ。そうだろうと疑ってはいたけれど、確信はなかった。ジャクソン監督、正直に(メディアに)話してくださりありがとう。今はただ意気消沈しています」とツイートした。

さらにジェイソン・プリーストリーも先日、Twitterにてファンの質問に応じ「ワインスタインと大喧嘩し殴りつけたことがある」として、こう振り返った。

「(ミラマックス主催のゴールデングローブ賞アフターパーティで)ハーヴェイに帰れって言われたんだ。だから帰ろうとしたら『何してる?』って腕を掴んできやがった。『帰れって言ったじゃねえか』って伝えたところ『そんなことは言っていない』って言うから、『今さっき、あそこで言ったばかりじゃねえか』って答えたのさ。」
「するとアイツがさらに強く掴みかかってきて、こう言ったんだ。『外に出て話そうじゃねえか』って。」

そこでカッとなったジェイソンは…? 

「『お前となんかどこにも行かねえよ』―そう言って押し返して、右手で顔面にパンチを食らわせてやった。」
「とたんにセキュリティスタッフに囲まれ引き離されて、俺は会場の外に出されてしまったんだ。」

映画界を牛耳る大物プロデューサーだけに、ワインスタインに媚びへつらう関係者は多かったという。それでも言いがかりに屈することなく手を出したジェイソンの男気に、驚くと同時に改めて感心したファンも多かったもようだ。それにしても、ジェイソンが「出て行け」と言われてしまった理由も少しばかり気になる。

画像は『jason_priestley 2017年2月9日付Instagram「Sunrise on the set of #PrivateEyes in my Heart&Stroke x Roots toque.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)