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米ロッキード・マーチン、ビジネス用超音速ジェット開発に参画

2017年12月19日 11:02  Techable

Techable

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航空機・宇宙船開発を手がける米国のロッキード・マーチンは、ビジネス用の超音速ジェットの開発に乗り出す。

このほどプライベートジェット開発のアエリオンとパートナーシップを締結したと発表。2023年までに初フライトを行うとしている。
・エンジンはGEが協力
アエリオンはすでに超音速ジェットAS2の開発を進めていて、ここにロッキード・マーチンが加わる格好だ。

エンジンの設計では米ゼネラル・エレクトリック(GE)が協力。ロッキード・マーチンとは今後のエンジニアリングから生産までを協力して行う。
・リッチ層向け
アエリオンとロッキード・マーチンが共同開発する超音速ジェットは、ビジネス客の利用を想定している。

現在、旅客機のファーストクラスやプライベートジェット機を利用して世界をまたにかけているリッチ層に、素早く移動できる手段を提供するというものだ。
・加熱する超音速開発
超音速ジェットといえば、2003年に退役したコンコルドがあるが、ここへきて航空ベンチャーやNASAが超音速ジェットの開発に乗り出すなどにわかに熱を帯びてきている。

ここに、戦闘機や軍用輸送機を手がけてきたロッキード・マーチンが加わることで、超音速ジェットの開発競争はさらに加熱しそうだ。

Lockheed Martin