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『坂道のアポロン』主題歌を小田和正が書き下ろし 知念侑李と中川大志のセッションシーン含む予告編も

2017年12月19日 10:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2018年3月10日に公開される知念侑李主演映画『坂道のアポロン』の本ポスターと予告編が映画公式サイトにて公開された。


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 本作は、第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!オンナ編」第1位に輝いた、小玉ユキの同名コミックを『ホットロード』の三木孝浩監督のメガホンにより映画化した人間ドラマ。長崎県・佐世保の高校に通う、転校生の西見薫、誰もが恐れる不良・千太郎、千太郎の幼なじみ・律子の三角関係を描き出す。


 公開された予告編では、知念演じる主人公・薫と中川大志演じる千太郎が、ジャズを通じて心を通わせ、一生ものの友になる模様が映し出される。本作のためにピアノとドラムを数か月猛特訓した2人のセッションシーンや、小松菜奈演じる律子に対する薫の儚い想いなど、大きな事件を感じさせる内容になっている。


 さらに、本作の主題歌が、小田和正が本作のために書き下ろした「坂道を上って」に決定。予告編では同楽曲が使用されている。


■小田和正 コメント
ボクの高校も海を見下ろす高台にあったので、やはり坂道を上って通っていました。中学高校と6年間。で、この曲を書きながらその頃のあれこれを思い出すことになりました。参考までにと見せてもらった「坂道のアポロン」は素晴らしく、特に演奏の場面はスタッフの音楽に拘る気持ちが伝わって驚くほどの仕上がりでした。自分の書く曲が映画制作に携わった人たち、見る人たちの想いに少しでもそうことが出来れば嬉しいです。


■起用理由/プロデューサー(C&Iエンタテインメント 八尾香澄)
小田和正さんの紡ぐ、優しさや温かさ、心に深く刺さるストレートなメッセージがこの映画に必要だと感じ、オファーしました。企画段階で、原作者の小玉ユキさんから連載中に聴いていたのが小田さんやオフコースの曲であった、というお話も聞いており、オファーするのはまさに運命だと感じておりました。この映画に込めた”青春の喜び”と、10年、20年、50年と残る一本にしたいという想いを伝え、快諾いただきました。曲が完成し、初めて聴いたとき、メロディの美しさと歌詞の世界がまさに「坂道のアポロン」そのもので、驚き、感動し、思わず涙してしまいました。是非映画館でエンドロールの最後まで楽しんでいただきたいです。


(リアルサウンド編集部)