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フェラーリF1、2018年型マシンの発表日を決定。会長「後半戦の苦難を糧に、来年こそタイトルを」

2017年12月19日 07:21  AUTOSPORT web

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2017年フェラーリが恒例のクリスマスランチにメディアを招待
スクーデリア・フェラーリが、他チームに先駆け、2018年型マシンの発表日を明らかにした。

 18日、フェラーリは2018年シーズンを戦うマシンを来年2月22日木曜にオンラインで披露すると発表した。スペイン・カタルニアでのプレシーズンテストは2月26日にスタートする。

 フェラーリは2017年、大きな飛躍を果たし、メルセデスとタイトルを争ったものの、シーズン後半にトラブルやミスにより失速、結局146点もの大差でランキング2位に甘んじることになった。メディアを招いて開催された恒例のクリスマスランチにおいて、会長セルジオ・マルキオンネは、2018年に悲願のタイトルをつかむために態勢を整えていきたいと語った。

「去年の位置を考えれば、今シーズンは大きな前進を遂げたと言っていいだろう」とマルキオンネ。

「だが2017年の後半は……修養の期間となった。この6カ月で我々は多くのことを学び、進歩を目指した。それが一番重要なことだ」

「昨年8月に組織を変更し、それ以来、私はチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネとテクニカル部門の責任者であるマッティア・ビノットには100パーセントの信頼を置いている。彼らには素晴らしい成果を上げる能力があると思う」

「今年は本来ならもっといい結果を出せたと確信している。だが2017年には目標を達成できなかった。これによってフェラーリの組織には幾分の変更が行われている。すでにチームの製造能力に関して変化の大きな兆しが見える」

「重要なことは、最大限の技術と経験を携えて2018年をスタートすること、組織をうまく運営していくことだ。我々は高い競争力を発揮できると私は確信している」