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彼氏が自分より家事上手だと女性は「立場がない」? 「ラッキーしかない」「今はもう21世紀」という声相次ぐ

2017年12月19日 07:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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男女の家事分担が当たり前になった今、家事が得意、趣味だという男性も増えてきたように思う。しかし、女性の中には付き合っている彼氏や夫が自分より家事が得意だとツライという人もいるようだ。(文:みゆくらけん)

先日のガールズちゃんねるに「家事が出来過ぎる男性ってどうですか?」というトピックを立てた女性がいる。同棲中の同い年の彼氏がいるが、料理も洗濯も掃除も自分よりうまく、ほぼ完璧な家事能力を持っているのだとか。トピ主の女性は胸の内をこう吐露する。

「ぶっちゃけ私の立場がないです。何かやろうとしても『何もやらなくていいよ』って言われて凄く惨めになります」

「子どもが出来た時に絶っ対ありがたいからそのまま付き合っときな」

この女性に対し、世の中の反応は多くが「なんで?ラッキーじゃない」というもので、「助かる!有難い!羨ましい!」の声が殺到した。「最高の彼氏だと思う」というコメントを筆頭に、

「わたしもそんな彼氏、旦那さんが欲しい!!」
「それは良い男。幸せになるのが怖いのかい?」
「子どもが出来た時に絶っ対ありがたいからそのまま付き合っときな」

と絶賛するコメントが。また、実際にトピ主の彼氏のように家事が出来過ぎる男性と結婚したという女性は「子どもが生まれてからラッキーしかない」とその快適さを実感しているようだ。

トピ主が「私の立場がない」と惨めになるのは、「家事は女性がすること」というのが前提にあるからだろう。しかし本当に時代は変わったようで、トピ主に共感するコメントは少ない。

「家事は女性の仕事?いまはもう21世紀だよ。得意な方がやればいいじゃん」

という声もあるように、自分より出来る出来ないにかかわらず、家事スキルのある男性は多くの女性にとって「とってもウェルカム」な存在であるようだ。

「サザエさん」の生活スタイルに違和感を持つ人が増えていくのは必須

当然、背景には共働き夫婦がスタンダートになったことで「女性だけが家事のメイン担当となるのはおかしい、不公平だ」という流れがあってのことだが、若い世代でも祖母や母親の影響などによって、専業主婦が一般的だった過去の価値観が刷り込まれたままの人もいる。

しかし今後はますます「家事は得意な方がするべき派」が勢力を拡大していき、日曜夕方に放送されている「サザエさん」の生活スタイルに疑問や違和感を覚える若い世代が増えていくことは間違いない。

ともあれ、家事を全部やってくれる彼氏を持つトピ主はまわりから見て羨ましがられる立場。筆者個人的にはトピ主が何かやろうとすると「何もやらなくていいよ」と言うのが少々気になるが(こだわりが凄そうで「何もやってくれるな」にも聞こえるから)、相手に同じレベルを求めて強要するわけではないのでそのへんのストレスは溜まらないだろう。

ただし心配なのは、別れてしまった時にトピ主の家事スキルが上がっていないということ。このまま結婚まで進むことを是非オススメしたい。