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人気の色はダントツで「青」! コスプレイヤーがこだわるのは「衣装」よりも「カラコン」だった

2017年12月18日 20:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

コスプレイヤーに関する調査で意外な結果が判明
漫画やアニメのキャラクターに扮するコスプレイヤー。理想の容姿に近づくため、彼らがもっとも重視しているのが、コスチュームではなくカラコンであることがこのたびの調査でわかった。さらにカラコンがないだけで、コスプレの完成度が43%も下がるほど、見た目に大きな影響を与えるという。

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この調査は株式会社日本オプティカルが20代から60代までのコスプレイヤー100人を対象に実施し、その結果を特設サイト(http://www.heart-up.com/campaign/alconspcp/eoaccb/)で紹介している。

まず「コスプレをしていて、一番こだわるポイントはどこですか」と聞いたところ、「カラコン」(48%)、「衣装」(45%)となり、僅差ではあるが1位に輝いたのはカラコンだった。カラコンは衣装よりも、コスプレのクオリティを上げるために重要な役割を果たしていることが判明した。


次に「カラコンをつけていると、周囲の反応はどの程度変わりますか」と質問。すると「とても変わる」「どちらかというと変わる」と回答した人はなんと95%にのぼった。回答者から寄せられたコメントを見ると、「目は顔で一番目立っている所なので」(42歳男性)、「なるべくキャラクターと同じ色にしたい」(28歳女性)など、二次元のキャラクターに似せるためコスプレイヤーは瞳の色までこだわっているようだ。そこで「何色のカラーコンタクトを購入することが一番多いですか」と尋ねると、49%が「青色」と回答。2位の「赤色」が17%となり、大きな差が出る結果となった。


またコスプレイヤーたちにどのような基準でカラコンを選んでいるかを聞いたところ、4割以上の人が「安全性」と回答。装着するだけで簡単に見た目の印象を変えられるカラコンだが、目に入れるもののため、安心感や使い心地の良さが求められているようだ。実際に「カラコンをつける際、一番困ること」を質問すると、「目が疲れる」(33%)、「瞳がゴロゴロする」(23%)、「充血する」(18%)など、着用時にストレスを感じている人が多いことが分かった。


具体的なエピソードとして「写真を撮ることが多いので目が乾く」(32歳女性)、「目の化粧が濃いせいもあってか、目がすごく痛くなって涙が出てきて、メイクがボロボロになってしまった」(32歳女性)など、コスプレイヤーならではの悩みが挙がっている。さらには「青いカラコンをつけていたのに目が充血してきて、気がついたら紫の目になっていた」(42歳女性)と、トラウマ級のエピソードを持つ人も見られた。このような調査結果からも、長時間コスプレを楽しむためには、ストレスフリーで安全性の高いカラコンを選ぶ必要があるだろう。
(TechinsightJapan編集部 七海香)