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【動画】マッサがレース中の不祥事を謝罪。チームメイトがコース脇で取っ組み合いのケンカ

2017年12月18日 10:02  AUTOSPORT web

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2017年でF1から引退したフェリペ・マッサ
フェリペ・マッサが、ブラジルで行われたカートイベントで、自身のチームで走ったドライバーがコース脇でけんか騒ぎを起こしたことについて謝罪した。

 12月15、16日に開催された500 Milhas de Kartというカート耐久レースにおいて、マッサのチームで出場したドライバー、ロドリゴ・ダンタスは優勝争いをするなかでトゥカ・ロッチャと何度か接触。ロッチャがダンタスをコース脇に押し出し、ふたりはカートを降りて取っ組み合いのけんかに。他のカートが走り続けるなか、ダンタスはロッチャを押し倒して何度もヘルメットを殴り、首を絞めるような仕草もライブ映像で流れた。セキュリティスタッフとレースマーシャルが駆けつけてふたりを引き離した後、両チームがエントリーしたすべてのカートが失格という処分が下された。

「本当に悲しい。特に僕のチームが関わっていたことが残念だ」とマッサはレース後にコメントした。

「今日起きたことについて謝罪する。僕のキャリアのなかで、こんな出来事を目にしたのは初めてのことだ。コース上での戦いがこんな形でなされるべきではない」

 2チームの失格により、ルーベンス・バリチェロのチームが優勝を手に入れた。
 2017年末でF1から引退したマッサは、FIAカート委員会の責任者に任命されたばかりだった。