ウイリアムズF1チームは、2018年ドライバー発表を来年1月に遅らせることを決めた。当初チームは、ランス・ストロールのチームメイトをクリスマス前には決定する予定だった。
引退したフェリペ・マッサの後任候補として、けがのために長くF1から遠ざかっていたロバート・クビカが最有力であるとみられてきたが、ウイリアムズは、アブダビF1テストの後、パフォーマンスも優れ、多額のスポンサーシップも持ち込めるセルゲイ・シロトキンを選ぶ方向に傾いていると報じられている。
シロトキンの母国ロシアのメディアは、15日にも発表がある可能性があると伝えたが、ウイリアムズのスポークスパーソンは同日、「1月まではドライバーに関する発表を行う予定はない」とのコメントを発表した。
ルノーのリザーブドライバーを務めたシロトキンとウイリアムズは、契約の詳細な項目について話し合っている段階であるとも伝えられている。一方でSky Sportsは、決断はまだ下されていないとして、クビカの他にも、トロロッソから今年シーズン終盤に放出されたダニール・クビアトが起用される可能性もあるとの説を唱えている。クビアトは最近ウイリアムズのファクトリーを訪れ、シミュレーターに乗ったということだ。