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全日本ロード:Team KAGAYAMAがシーズンエンドパーティーを開催。2018年もサプライズを準備中

2017年12月16日 00:52  AUTOSPORT web

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チームカガヤマのシーズンエンドパーティーに多くのファンが集った
12月15日、全日本ロードレース選手権に参戦するTeam KAGAYAMA(チームカガヤマ)が神奈川県横浜市でシーズンエンドパーティーを開催。加賀山就臣、浦本修充、三原壮紫といったライダーたちも出席し、ファンとの交流を楽しんだ。

 2017年シーズンは、最高峰JSB1000クラスに初の2台体制で参戦したチームカガヤマ。マシンも新型スズキGSX-R1000に変更して挑み、ランキングは加賀山が10位、浦本が13位。第5戦オートポリスではヘビーウエットコンディションのなか浦本がポールポジションを獲得した。

 また、鈴鹿サーキットで行われたアジアロードレース選手権第3戦のレース2では加賀山が3位表彰台を獲得している。

 加えて、チームカガヤマは若手育成を目的にJ-GP2クラスにも継続参戦。新たに三原を起用し、オリジナルマシンのGSX-Proto71で挑んでいる。

 そんな2017年シーズンを振り返るシーズンエンドパーティーは終始和やかな雰囲気で進行。パーティーに出席したファンは、選手たちと会話をしたり一緒に写真を撮ったりと交流を楽しんでいた。

 パーティーのなかでチームオーナー兼ライダーの加賀山は「2017年は新型で勝負したいと思っていましたが、前半戦は新型ならではのセッティング不足や経験不足がずっと尾を引いてしまいました。今年はその悪いダメ出しができたので、2018年シーズンは新型のポテンシャルを引き出せば開幕戦から全力で勝負できると思うので、またみんなを泣かせるレースができると思います」と意気込みを語った。

 19時からスタートしたパーティーは22時頃まで行われ、最後にはファンとともに記念撮影を実施。撮影の後は大きな拍手とともに幕を下ろした。

 ちなみに、気になる2018年シーズンのチーム体制については「来年の体制は発表できるところまでいっていないのですが、良いニュースを届けられるように国内レース、海外レースに関わっていきたいと思いますので、もう少々お待ちください。鈴鹿8耐も(サプライズを)一生懸命練っています」とした。