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親友14人に100万ドルずつ贈ったジョージ・クルーニー、アマルさんとの結婚は「グッド・カルマ」

2017年12月15日 13:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

セレブも仰天な“太っ腹”ジョージ
11月、英紙『Times』の日曜版『The Sunday Times』(ザ・サンデー・タイムズ)でのインタビューで「もうお金は要らない」と語っていたジョージ・クルーニー(56)だが、このほどその発言を裏付ける驚きの事実が発覚した。

ジョージ・クルーニーの友人でありシンディ・クロフォード(51)の夫、そしてビジネスパートナーのランディ・ガーバー氏が、このほど米ニュース専門放送局『MSNBC』の「ヘッドライナーズ」に出演。ジョージの驚くような太っ腹ぶりを暴露した。

それは2013年9月27日のこと。「ザ・ボーイズ」と互いを呼び合う友人仲間が、ジョージの自宅での夕食に招待された。そこに現れたランディ氏を含む14人が目にしたのは、ずらっと並んだ14個の有名ブランドのスーツケース。そしてここでジョージからこんな発言が飛び出したという。

「聞いてくれ。君たちが僕の人生にとってどれだけ大切かを知ってほしいんだ。ロサンゼルスに出てきて、君たちの家のソファーで寝かせてもらったことがあっただろう。今の俺があるのは、ここにいる皆のおかげなんだ。皆がこうして健康でそろっているうちに、恩返しがしたいと思ってね。さぁみんな、スーツケースを開けてみてくれないか。」

14人がおそるおそる中を開けるとそこに入っていたのは、なんと5万枚の20ドル紙幣。つまり総額100万ドル(約1億1200万円)の現金だったという。14個のスーツケース1つ1つに100万ドルの現金である。

不遇の時代をともに過ごしてきた仲間達は、ただショックで驚いていたそうだ。さらにジョージはこのように続けた。

「子供や学費、住宅ローンの支払い…。もうそういうものを一切心配しなくて済む。税金も支払い済みだから、100万ドル丸々君たちのものさ。」

ランディ氏自身はこのお金を全額チャリティに寄付したそうだが、14人の中には日々の生活で精一杯、苦しい生活を強いられていた仲間もおり、思いがけないジョージの行いに助けられたようだ。

ジョージがケンタッキー州の田舎からロサンゼルスに出てきて以来、鳴かず飛ばずの売れない時代を支えたのがこの14人の「ザ・ボーイズ」たちだったという。有名になって、昔世話になった人に恩返しをするという美談はよく聞く話ではあるが、100万ドルをしかも14人に、とはなんとも太っ腹すぎるエピソードではないか。それをさらっとやってのけてしまうあたり、さすが“ジョージ・クルーニー”である。

奇遇だが、ジョージはこのちょうど1年後にあたる2014年9月27日に現在の妻アマルさん(39)と結婚しており、ランディはこれを“グッド・カルマ”(善い行いに対する報い)だと語っている。

「お金は要らない」と言える金銭的余裕だけでなく、美しい妻や愛する子供たち、そしてハリウッドでの名声など、すべてを手に入れたジョージ。余生は幼い我が子の成長を見届けながら、悠々自適な生活を送るのであろうか。なんとも羨ましい話である。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)