2018年シーズンもチームスズキ・エクスターからMotoGPクラスに参戦するアンドレア・イアンノーネが、ボローニャ・エクスポのモーターショーでスズキの新Swift(スイフト)による走行を行った。
イアンノーネはスズキ・イタリアの招待でボローニャのモーターショーに出席。詰めかけたファンの前で、スズキMotoGPマシンのカラーリングをまとった1.0リッター直噴ターボエンジン搭載の新たなスイフトをドライブすると、レーサーならではのパフォーマンスを披露した。
「スイフトはとてもいいクルマだね」とイアンノーネ。
「コンパクトで軽いのに、パワーがある! このエクスターカラーもボクが乗るMotoGPマシンGSX-RRにそっくり。人と差をつけたい若者向けの格好よさだね。よりパワーとパフォーマンスに優れたSwift Sport(スイフトスポーツ)を紹介するとも言われたけど、それは間違いなく『大人のための大きなおもちゃ』になるだろうね」
その後、イアンノーネは集まったたくさんのファンたちと対面。イベントの最後にはサプライズとして、スズキ・イタリアの販売マネージャーであるミルコ・ダラーニョラからイアンノーネにスズキVitara(ビターラ)の鍵が渡された。
ビターラは1.4リッター直噴ターボエンジンを搭載しており、イアンノーネがサーキット以外で日常的に使う日常的なクルマになるだろう。
ダラーニョラは「最高のクルマをイアンノーネがテストしたことは、我々にとって大きな喜びだ」と語った。
「イアンノーネはすばらしいライダーであると同時に、すばらしい人でもある。イアンノーネはすべてのカテゴリーがみんな同じスズキファミリーなのだと感じさせてくれた」
「初めて彼に会ったとき、私たちは少しおしゃべりをした。そのとき、私はイアンノーネがクルマに本物の情熱を持っているとはっきり感じたんだ。イアンノーネなら新しいビターラを存分に楽しんでくれるだろう」