高橋陽一の漫画『キャプテン翼』が新たにテレビアニメ化され、4月からテレビ東京ほかで放送される。
1980年代に連載がスタートしたサッカー漫画『キャプテン翼』。今年8月には初の舞台版も上演された。
アニメ化は過去にも行なわれており、1983年から1986年まで放送された第1作目を皮切りに、1994年から放送された『キャプテン翼J』、2001年から放送されたアニメシリーズがこれまでに放送されてきた。
今回のテレビアニメ版では、主人公・大空翼の声を三瓶由布子が担当するほか、若林源三役に鈴村健一、岬太郎役に福原綾香、石崎了役に田村睦心、日向小次郎役に佐藤拓也、ロベルト本郷役に小西克幸をキャスティング。監督は加藤敏幸、ストーリー構成は冨岡淳広、アニメーション制作はデイヴィッドプロダクションが担当する。
本日12月13日にテレビ東京で行なわれたアニメ化の発表会には高橋陽一、三瓶由布子、鈴村健一に加えて、ゲストとして北澤豪と武井壮が登壇。高橋陽一は「今回、原作に忠実に作っていただけるとのことで、有難く思っています。また一番初めのアニメ化は80年代ですが、携帯があったりと細かい設定は現代風に変わっていますので、今のお子さんたちにも楽しめる設定になっています」と、細かい設定にはアレンジを加えていることを明かした。
翼役の三瓶由布子は、「まさか自分の人生の中で大空翼役を名乗る日が来るとは思いませんでした!」とコメント。若林役の鈴村健一は、「「15、6年前にアニメ化された際にも若林役をやらせていただいておりまして、こうして再び演じさせていただけることに縁を感じています。以前演じさせていただいた時は、やっと声優としてご飯を食べていけるようになった頃でしたが、今は当時よりもっと、練りに練った若林を演じられると思いますので楽しみにしています」と意気込みを明かした。
ゲスト登壇した北澤豪は「『キャプテン翼』で翼のライバル高校のモデルとして修徳が描かれていたことに誇りを感じていましたね」とコメント。武井壮は「地元は半端じゃなかったですよ!葛飾の公園は野球ができるようにフェンスがついていたんですけど、『キャプテン翼』が始まってから過半数くらいがサッカーに変わっていきましたね!皆ネットに向かってシュートを打ち出して」と当時のブームぶりを語った。