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ノリス、2018年のFP1出走を望むもチーム首脳は否定的。「F1よりF2に集中すべき」

2017年12月14日 17:01  AUTOSPORT web

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ノリスは2018年のFP1に起用されることを望んでいる
マクラーレンF1チームの新たなリザーブドライバーとなったランド・ノリスには、2018年に向けてひとつの願いがある。しかしチームのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、その願いが実現するとは思わないよう、彼にすでに話をしたという。

 サードドライバーであるノリスには、フェルナンド・アロンソかストフェル・バンドーンが何らかの理由でレースに出場できなくなった場合に、代役としてレースを走る可能性がある。

 ヨーロピアンF3選手権のチャンピオンとなった18歳のノリスは、すでに今年マクラーレンのテストに何度も参加している。またノリスは来シーズン、カーリンから出場するF2と並行してFP1での走行の機会も得ようとしているが、ブーリエによればそれは実現しない可能性が高いという。

 ブーリエはノリスのスケジュールについて、F1公式サイトのインタビューで以下のように語った。

「彼は多くの時間をシミュレーターで過ごすことになるし、テストの機会も得るだろう。FP1でも数回走行したいと彼は迫ったが、私はそれには賛成できない。それでもに十分に忙しく過ごすことになるだろう」

 ブーリエはノリスが金曜フリー走行に参加することに乗り気ではないが、彼の才能を非常に肯定的に見ていることに変わりはない。

「彼がいつの日かマクラーレンのドライバーになることを期待している。だからこそ彼をチームに迎えたのだ。しかしまずはF2だ。彼にとっては良いチャレンジになる」

 ノリスは、アブダビで行われたピレリのオフシーズンタイヤテストでの自身のパフォーマンスから、要請があればいつでもF1にステップアップできるだろうという自信を新たにしたという。

「もちろん、たった2日間のF1テストに参加しただけでは判断できないかもしれないけれど、2日間のテストはとてもうまくいった」とノリスは語った。

「求められたことをこなすことができて、自信が深まった。もし来季レースに出ることになったら、フェルナンドほどうまくはできないかもしれないけれど、ひどくかけ離れている訳でもないと言えるよ」