マクラーレンF1リザーブのノリス、F2初挑戦でのタイトル獲得を狙う

2018年にマクラーレンの公式テスト＆リザーブドライバーを務めるランド・ノリスは、F1への道をこのまま進み続けるためにも、自分の力をF2で改めて示す必要があるということを分かっている。2017年ヨーロピアンF3選手権のチャンピオンであるノリスは、来年、F2にフル参戦する。

　ノリスは2017年最終戦アブダビでF2デビューを飾り、来年はカーリンと契約し、シーズンを通して出場することが決まった。

　2017年シーズンにF2チャンピオンとなったシャルル・ルクレールは、2018年はアルファロメオ・ザウバーF1チームのドライバーとしてオーストラリアGPでF1デビューを果たすことになった。ノリスも同様に、本格デビューの年にF2タイトルを獲得することを目指すが、その目標は簡単に達成できるものではないと考えている。

「僕の目標は（F2のタイトルを）勝ち取ることだが、かなり厳しい戦いになることは分かっている」とマクラーレンF1チームによるインタビューにおいてノリスは認めた。

「トップ3を狙う方がより現実的な目標設定だろうね。だけど、今年の初めに（F3に関して）同じことを言って、結果はチャンピオンになったからね」

「先日言ったことなんだけど、もしも僕がシャルル・ルクレールと同じかそれ以上に優れたドライバーだってことを証明したいなら、僕は（タイトルを）勝ち取らなければならない」とノリス。

「だけど、F2はF3よりも相当タフなカテゴリーだ。不確定要素もずっと多い」

「今までのように多くのレースで勝つのは簡単ではないだろう。でもルクレールは、それはできるということを証明した」

「最初のレースを走るまではどうなるのか予測しにくい。だけど、（カーリンは）勝てるチームだと確信しているよ」