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笑福亭鶴瓶、『99.9-刑事専門弁護士-』で松本潤と対峙する裁判官役に 「バッチバチにいくで!!」

2017年12月14日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 2018年1月14日スタートのTBS日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』に、笑福亭鶴瓶とお笑いコンビ・アジアンの馬場園梓の出演が決定した。


参考:嵐・松本潤、『99.9』から『ナラタージュ』へ ヒット作を生み出す役者としての姿勢


 同ドラマは、2016年4月期に放送され、全話平均視聴率17.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した嵐の松本潤主演ドラマのシーズン2。個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく模様を描き出す。前作に引き続き主人公の深山大翔を演じる松本をはじめ、深山とチームを組む敏腕弁護士・佐田篤弘役の香川照之、新ヒロインとなる元裁判官・尾崎舞子役の木村文乃らが出演する。


 前作で描かれた“弁護士”と“検察官”の攻防という世界観のみに留まらず、新たに“裁判官”の視点を加えることによって、より見応えのある日本の司法の世界を表現するのがSEASON IIの大きな特徴となる。笑福亭鶴瓶が演じるのは、その“裁判官”として深山に立ちはだかる川上憲一郎。川上は、事件処理能力が出世の決め手と言われる裁判官の世界において、膨大な案件数を裁いてきた、東京地方裁判所所長・代行を務めるエリート裁判官だ。


 「ええ判決をせえよ」が口癖の川上。彼の言う「いい判決」とは、“バランスのとれた判決”のこと。検察側と弁護側の双方から提出された証拠をバランスよく適切に捉え、事件の背景や特徴を汲み取り、判断することが大切だと説く。しかし、証拠の提出に関しては、国家権力である警察や検察の方が圧倒的に有利で、検察側の証拠と民間の弁護士が提出した証拠が“バランスよく”同じ量や質であることの方が稀であるため、必然的に検察寄りに偏らざるを得ない。法廷での“バランス”にこだわる結果、“もっともバランスを欠いた状態”になってしまっているともいえる。川上は、裁判官はあくまで「その時点で目の前に提出された証拠」を精査して、法律に則って判断するだけであって、もし検察が間違いを犯して冤罪が生まれたとすれば、それを証明するに足る証拠を提出するのはあくまで弁護士の役目だという特有の考えの持ち主であり、“事実”よりも“法廷での証拠”を優先させる方針によって、深山とも大きく対立するようになる。


 アジアンの馬場園が演じるのは、深山のサポートをするパラリーガルの新メンバー・中塚美麗。これまで別の大手弁護士事務所でパラリーガルとしての経験を積んできた美麗は、最近斑目法律事務所へ移籍し民事を担当していたが、佐田の指示で刑事事件専門ルームへ異動してきた。仕事は優秀だが、同じくパラリーガルの明石(片桐仁)や藤野(マギー)を脅かし、波乱を起こす……という役どころだ。


 また、2018年1月2日と3日の2日間にわたって、『99.9-刑事専門弁護士- ディレクターズカット版』が放送されることも決定している。


【笑福亭鶴瓶 コメント】
連続ドラマが久しぶりという緊張感と、松本潤さんと初共演ということもあり、SEASON Iを全て見て研究しました。原作が無く、ゼロから作り上げている作品でこれだけ見応えがあるのは凄いですし、出演できることを光栄に思っています。
「(深山と敵対する裁判官という役なので)アイツ(松本潤)のファンにはごっつ嫌がられると思う。どうせ嫌がられるなら思いっきりやったるわ! 覚えとけ深山、バッチバチにいくで!!」


【馬場園梓 コメント】
このたびは素晴らしいドラマに出させて頂けることになり、大変有難い限りで、恐縮です! 馬場園です! できることなら、「とある大会」で優勝してから名刺を持って入れて頂きたかったのですが…。ふつつかな球体ではありますが、精一杯やらせていただきますので、何卒、よろしくお願い致します!


(リアルサウンド編集部)