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クリント・イーストウッド監督作『15時17分、パリ行き』来年3月公開 事件の当事者たちが主演に

2017年12月14日 05:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 クリント・イーストウッド監督最新作『The 15:17 to Paris』が、『15時17分、パリ行き』の邦題で2018年3月1日に公開されることが決定した。


参考:イーストウッド監督の映画はなぜ“特別”か? 『ハドソン川の奇跡』に見る、余韻の豊かさ


 本作は、2015年にアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスで起きた銃乱射事件を基にしたヒューマンドラマ。高速列車タリスを襲ったイスラム過激派の男たちに立ち向かった3人の若者の姿を描く。


 監督を務めるイーストウッドは、前作『ハドソン川の奇跡』でも実際の現場にいた人々をエキストラとして起用したが、今回はさらに徹底したリアリティにこだわり、主演の3人をそれぞれ本人が演じるというハリウッド映画史上初の試みに挑戦。また、乗客として当時の列車に居合わせた乗客も出演しているという。その上、実際に事件が起きた場所で撮影も行われている。


 イーストウッドは、本作について「この映画はごく普通の人々に捧げた物語」とコメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)