2017年シーズン限りで幕を閉じることになったWTCC世界ツーリングカー選手権のオーガナイザーは、2005年創設以来のシリーズの歴史を振り返る"トリビュート・ビデオ"を公開した。
2018年シーズンからTCR規定を採用し、TCRインターナショナル・シリーズと統合する形で、新たに"FIAワールドカップ格式"のイベントとして生まれ変わることとなったWTCC。
その2005年以来の歴史に敬意を表すべく制作されたこのビデオでは、WTCCで4度のドライバーズチャンピオンを獲得した"ミスター・WTCC"ことイバン・ミューラーを筆頭に、2009年王者のガブリエル・タルキーニ、2014年に彗星の如くシリーズに登場し、瞬く間に3連覇の偉業を成し遂げたホセ-マリア・ロペス、2017年に最後のWTCC王者となったテッド・ビョークら、豪華な顔ぶれが出演している。
05年のWTCC創設時は、S2000規定と呼ばれる量産車由来のサブフレームを活用した、2リッター4気筒自然吸気の規定でスタート。その後、ディーゼルターボ全盛期や、1.6リッターの直噴過給ダウンサイジングの時代を経て、より空力性能に特化したTC1規定へと変遷を遂げてきた。
今回のビデオではそのS2000、TC1規定の終わりを懐かしむべく、ドライバーたちが"秘密の社交場"に集い、それぞれのキャリア・ハイライトを語らい合うという趣向のもの。
その他、この「神秘的なドライバーズ・クラブ」には、シリーズで主役級の活躍を演じたレギュラー陣も多数登場し、ホンダのWエースを務めたティアゴ・モンテイロやノルベルト・ミケリス、創世記から参戦してきたトム・コロネルらも顔を見せている。
2018年から生まれ変わるFIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)でも、彼らのようなスタードライバーの参戦と活躍が見られることを期待したい。