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NASCAR:2017年デイトナ500覇者の継続参戦が発表。シーズン中の離脱“確定”が一転

2017年12月13日 12:52  AUTOSPORT web

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2018年もスチュワート・ハース・レーシングからシリーズに参戦するカート・ブッシュ
2017年のモンスターエナジーNASCARカップに参戦したカート・ブッシュが2018年の現役続行を発表。引き続きスチュワート・ハース・レーシングでフォード・フュージョンをドライブする。

 現在39歳のカート・ブッシュはシリーズ通算29勝を挙げ、2004年のカップシリーズでチャンピオンを獲得している大ベテラン。2017年2月のデイトナ500でも勝利を収めている。

 ただ、今シーズンは思うような成績を残せず、ドライバーズランキングでは14位と低迷。また、シーズン途中にはチーム側から2018年に向けた契約延長オプションを行使しないと申し渡され、チーム離脱が確定していた。

 しかし、シーズン終了後に状況が一転。チームがカート・ブッシュとの契約を延長し、引き続き同チームからNASCARカップシリーズへ参戦することが明らかにされた。

 カート・ブッシュは12月13日に自身のTwitterを更新し、「今年のモンスターエナジーNASCARカップでの戦いぶり、そしてデイトナ500を制したことでNASCARの現場に留まることができた」と心境をつづった。

「2018年シーズンも自分がもっとも好きなマニュファクチャラーであるフォードの一員として戦えることをうれしく思う」

「SHR(スチュワート・ハース・レーシング)はシーズンを戦っていくのに最適なチームだ。2018年にレースで勝利を収め、シリーズチャンピオンを獲得するために必要なものはすべて揃っていると確信している」

 この契約により、スチュワート・ハース・レーシングのドライバーラインアップが確定。カート・ブッシュとクリント・ボウヤー、ケビン・ハービック、アリック・アルミローラの4台体制で2018年シーズンを戦うことになる。