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PUに苦しんだレッドブルが大幅減、獲得ポイントから算出された2018年シーズンのF1エントリー料

2017年12月13日 12:32  AUTOSPORT web

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2017年の後半戦は度重なるPUトラブルで多くのポイントを失っているダニエル・リカルド
11月30日に締め切られた、2018年シーズンのF1エントリー。FIA(国際自動車連盟)は全10チームから総額1600万ドル(約18億2000万円)のエントリー料を徴収した。

 その金額は2017年に獲得したポイントに応じて変動する。コンストラクターズ選手権を制したメルセデスが最も多い460万ドル(5億3000万円)を支払ったが、獲得ポイントが少ないために昨年より減額されている(一覧表参照)。

 基本エントリー料は各チーム一律の50万ドル(約5600万円)。それに1ポイント当たり6000ドルが加算されて行く。そのため昨年に比べ大きく飛躍したフェラーリは、60万ドル(6800万円)以上余分に払うことになった。逆にRB13とルノー製パワーユニットの信頼性不足に苦しんだレッドブルは、大幅に獲得ポイントを減らし、50万ドルも節約できている。

 全10チームの2017年と2018年シーズンに向けてのエントリー料は、以下の通りである。

■F1エントリー料 2017年 ⇒ 2018年
・メルセデス  約6億円 ⇒ 約5億3000万円
・フェラーリ  約2億9000万円 ⇒ 約3億6000万円
・レッドブル  約3億3000万円 ⇒ 約2億7000万円
・フォース・インディア 約1憶6000万円 ⇒ 約1億7000万円
・ウイリアムズ 約1億4000万円 ⇒ 約1億円
・ルノー    約6300万円 ⇒ 約9000万円
・トロロッソ  約9500万円 ⇒ 約9000万円
・ハース    約7500万円 ⇒ 約8600万円
・マクラーレン 約1億円 ⇒ 約7600万円
・ザウバー   約6000万円 ⇒ 約6100万円