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F1アブダビGP技術解説(3):フロントウィング翼端板に小さな改良を施してきたマクラーレン

2017年12月12日 12:32  AUTOSPORT web

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マクラーレンのフロントウイング(新)
・マクラーレンがフロントウィングにさらなる改良を加える
 アメリカGPに投入したフロントウィングによって、戦闘力向上に成功したマクラーレン。アブダビではさらに翼端板に小規模の改良を加えた。片側2枚ずつのウィングレットの全長を伸ばし、さらに取り付け位置もより下方になっている。




・ルノーがカーボンから金属に移行

 ルノーRS17のバージボードのいくつかのパーツが、金属製の材質に変更された。金属パーツは硬い上に、カーボンに比べると加工がたやすく、作業時間が短縮される。さらにカーボン以上に薄く、鋭利なエッジにすることも可能だ。アブダビに登場した金属パーツはおそらく、2018年に向けてのデータ収集に必要な圧力センサーを内部に収めていたと思われる。