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『デザインあ展』が5年ぶり開催 中村勇吾、小山田圭吾も参加

2017年12月12日 12:31  CINRA.NET

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『デザインあ展』ビジュアル
『デザインあ展』が、3月21日から富山・富山県美術館、7月19日から東京・お台場の日本科学未来館で開催される。

『デザインあ展』は、子供たちにデザイン的思考を伝えるNHK Eテレの番組『デザインあ』のコンセプトを実際の体験に発展させた展覧会。2013年にも開催され、約22万人を動員した。自分で見て、自分で考えるという「デザインマインド」を楽しく体験できる空間を目指す。

展示は8テーマで構成。「観察」「分類・分解」「再構築」といった思考プロセスを導き出す仕掛けを持った体験型展示作品や、音楽と映像を用いた体感型インスタレーション、来場者による参加型作品などを展開する。また開催会場ごとに、地域に根差したデザインに注目する作品の展示も予定されている。

総合ディレクターは『デザインあ』の総合指導を務める佐藤卓。映像ディレクターは番組に映像監修で参加する中村勇吾(tha ltd.)、音楽ディレクターは同番組の全ての楽曲を制作している小山田圭吾が務める。展示構成は岡崎智弘(SWIMMING)、Perfektron、plaplaxが担当する。

■佐藤卓のコメント
人のあらゆる営みに、デザインは欠かせません。つまり子どもの時からのデザイン教育が、とても大切なのです。そのような想いで始まったデザイン教育番組「デザインあ」を、身体と共に体験してもらえるのが「デザインあ展」です。2013年に開催した実験的な「あ展」を、さらに発展させる今回の「デザインあ展」は、これからのデザイン教育のあり方、そして展覧会の新しい形を提案できると思っています。