モンスターエナジーNASCARカップを戦うリチャード・ペティ・モータースポーツ(RPM)が、2018年に向けて強豪のリチャード・チャイルドレス・レーシング(RCR)とパートナーシップを締結。使用するマシンを従来のフォード・フュージョンからシボレーの新型カマロZL1にスイッチする。
今回のパートナーシップでは、RCR側がシャシーとエンジン、エンジニアチームを供給。RPMは引き続き、独立チームとして活動していくものの、協力関係を円滑に進めるべく、チームの拠点をRCRの本部があるノースカロライナ州に移す。
これにより、2018年にRPMの若手ドライバー、ダレル・ウォレスJr.がドライブする伝統のカーナンバー43も、シボレーが2018年シーズンから投入する新型カマロZL1に変更されることになった。
RPMの共同オーナーである“キング”こと、リチャード・ペティは「これはペティ・レーシングにとっての新たなチャプターのはじまりだ」と語る。
「我々はウォレスJr.と(クルーチーフの)ドリュー(ブリッケンズダーファー)、チームスタッフにトラック上で成功を収められるツールを用意する必要があった」
「だから、今回のパートナーシップはチームにとって正しい動きだと考えている。シボレーはNASCARカップシリーズで着実に勝ち星を挙げてきた陣営だ。もう一度GMファミリーとして活動できることを誇りに思う」
2018年のモンスターエナジーNASCARカップは2月11日に特別戦『クラッシュ』、2月15日にも特別戦『デュエル』が行われ、2月18日に第1戦デイトナ500が行われる。