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人間国宝 島岡達三の作品展が開催、初期から最晩年までの175作品を展示販売

2017年12月12日 10:53  Fashionsnap.com

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灰釉象嵌菊花文大皿(径55×高さ14cm)1979年作 参考出品(益子町文化財指定)
陶芸家 島岡達三の作品展が、阪急うめだ本店9階阪急うめだギャラリーで開催される。会期は12月20日から25日まで。

 島岡達三は、学生時代に日本民芸館を訪れ、民芸運動の思想に触れたことがきっかけで陶芸の道を目指す。当時の民芸運動の中心だった濱田庄司を師とし、父が組紐師であったことから組紐を用いた独自の縄文象嵌という作風を確立し、1996年に重要無形文化財保有者(人間国宝)に認定された。2007年12月、88歳で生涯を閉じた。
 「島岡達三作品展」では、島岡家所蔵の初期から晩年までの作品約55点を展示するほか、最晩年の窯で制作された貴重な作品約120点が展示販売される。会期中、12月23日には子息の島岡桂と息女の筆谷淑子によるトークショーが予定されている。
■没後10年 島岡達三作品展会期:2017年12月20日(水)~12月25日(月)時間:日~木曜日 午前10時~午後8時 / 金・土曜日 午前10時~午後9時※催し最終日は午後6時閉場※一部参考出品あり場所:阪急うめだ本店 9階阪急うめだギャラリー入場無料
■子息の島岡桂と息女の筆谷淑子によるトークショー日時:2017年12月23日(土・祝)午後2時~午後2時30分※事前申込不要