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フィギュアスケート史上最大の事件描く マーゴット・ロビー主演『アイ、トーニャ』来年初夏公開

2017年12月11日 18:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビー主演作『アイ、トーニャ(原題)』が、2018年初夏に全国公開されることが決定した。


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 本作は、フィギュアスケート史上最大の事件“ナンシー・ケリガン襲撃事件”渦中にいた、フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディングスの伝記映画。貧しい家庭で幼いころから厳しく育てられ、その才能と努力でアメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、92年アルベールビル、94年リレハンメルと2度のオリンピック代表選手となったトーニャ・ハーディングだったが、彼女の夫であったジェフ・ギルーリーの友人が、トーニャのライバルであるナンシー・ケリガンを襲撃したことで、彼女のスケート人生の転落が始まる……。一度は栄光を掴みアメリカ中から愛されるも、フィギュア界から追放され、プロボクサーへ転身したトーニャの波乱万丈な半生を描き出す。


 主演のロビーがトーニャ・ハーディングスに扮するほか、『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタン、『ザ・ホワイトハウス』のアリソン・ジャネイ、『gifted/ギフテッド』のマッケナ・グレイスらが共演に名を連ねる。『ラースと、その彼女』『ザ・ブリザード』のクレイグ・ギレスピーが監督を務めた。


 なお本作は、第90回アカデミー賞へ向けての前哨戦の中でも多数のノミネート&受賞を獲得し始めており、来年1月実施の第75回ゴールデングローブ賞授賞式のノミネート候補としても有力視されている。(リアルサウンド編集部)