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レッドブルF1のリカルド、2018年は予選での走りを改善する必要があると認める

2017年12月11日 16:22  AUTOSPORT web

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リカルドは来季、予選での走りを改善したいと考えている
2017年シーズンのダニエル・リカルドはレッドブルF1でのチームメイトバトルを制したかのように見えるが、2018年は予選での走りを改善する必要があると考えている。

 今季、リカルドがチームメイトのマックス・フェルスタッペンを予選で上回った回数は7回に留まった。レースでのパフォーマンスに目を向けると、両者が完走したレースでリカルドがフェルスタッペンを上回った回数は2回のみだった。

 シーズン序盤にフェルスタッペンのリタイアが相次いだため、最終的なランキングではポイント数でリカルドが勝っている。しかしリカルドは、アブダビGPでのリタイアによってドライバーズ選手権5位に転落したことに落胆しているという。

「マックスが僕よりも優れていた部分が、予選だけではなかったことは否定できない。予選はこれまでずっと僕の強みだったんだ」

「僕は予選での腕を絶対に上げなければならない。そのためにはまず、去年と比較して今シーズンの何が良くなかったのかを理解することだ」

 大差で負けたわけではないが、0.05秒は0.05秒だとリカルドは話す。

「それがポールポジション獲得につながることもあるし、チャンピオンシップの行方を左右することもある。僕らはすべてにおいて戦わなければならないんだ。それは良いことだよ」

「過去のチームメイトだったら、あちこちでミスをしてもまだ上回ることができたかもしれない。けれども今はそうはいかない」

「僕らは互いにプレッシャーをかけあっている。今年は予選でミスをしたら2番目になるだろうと、マックスと僕の両方が思っていたんだ」

 2017年シーズン開幕時、リカルドとフェルスタッペンは両者ともタイトルへの挑戦を視野に入れていた。しかしながら、相次いだリタイアとタグ・ホイヤーバッヂのルノー製パワーユニットのパワー不足によって、その希望は早い段階で潰えている。

 チームは取り組みを進め、シーズンが進むにつれてペースを取り戻していった。リカルドはこの勢いを維持したまま2018年に突入し、シーズン序盤から安定感のある競争力を発揮することを望んでいる。

「期待を高く持ちすぎることはしたくないんだ。その言葉が好きじゃない。けれども今季、僕らの前進の度合いは凄まじかった。他のどのチームよりも開発を進めてきたんだ」

「だから、来シーズンは良い位置からスタートできないわけがないと思っている」