F1で9度の優勝経験を持つマーク・ウエーバーは、2018年にオーストラリアのモータースポーツ殿堂入りを果たす最初のドライバーとなるようだ。
来年3月、オーストラリアGPの週の金曜夜にメルボルンで行われるイベントで、この名誉ある賞がウエーバーに授与されることになる。
制度が始まった2016年以来、サー・ジャック・ブラバム、アラン・ジョーンズ、ピーター・ブロック、ディック・ジョンソン、ケーシー・ストーナー、マイケル・ドゥーハンといったオーストラリアの著名なモータースポーツヒーローが殿堂入りを果たしており、このリストにウエーバーも名も連ねることとなる。
「僕にとってこの殿堂入りリストに加わるということは、本当に特別なことなんだ」とウエーバーは語り、以下のように続けた。
「当然のことながら、このリストには僕のヒーローたちの多くが名を連ねている」
「僕は幸運に恵まれた。なんとか向こう(ヨーロッパ)まで行って、かなり成功することができた。周りには良い人たちがいてくれた。成功した人は皆、人に恵まれている」
「自分の努力が認められるというのは本当に素晴らしいことだ。僕の出たレースの99パーセントは国外で行われたもので、それを誇りに思っている。僕らが達成したことや、ここに来るまでに出した結果が評価されるのは嬉しい」
「光栄だよ。まったく疑問の余地なくね」
この制度のチェアマンを務めるFIAのスチュワード、ゲイリー・コネリーは、ウエーバーの功績は当然讃える価値があるものだと述べた。
「マークは何年にもわたって我々のスポーツと国を代表する素晴らしいアンバサダー役を務めてきており、彼を殿堂に迎え入れられることを、喜ばしく思っている。他のオーストラリア国旗を掲げてきた偉人たちと同じく、彼もこの賞に値する」とコネリー。