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グランプリのうわさ話:もれなく約20億円がついてくるシロトキンに揺れ動くウイリアムズ首脳

2017年12月11日 12:22  AUTOSPORT web

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F1アブダビテストで高評価を得たセルゲイ・シロトキン
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 ウイリアムズは、アブダビでのタイヤテスト後に、ロバート・クビカの起用を決定するつもりだった。しかし、ひとまずその発表は先送りにして、クビカとセルゲイ・シロトキンをファクトリーに呼び、それぞれにシミュレーターでの作業をさせるという。

 どうやら、タイヤテストでシロトキンが予想を上回るパフォーマンスを示したため、ウイリアムズ首脳陣の考えが揺れているようだ。しかも、彼にはSMP銀行からのスポンサーシップ、1500万ユーロ(約20億円)もついてくる。

 一方、クビカはアブダビでのテストで、ロングランでも文句なしのドライビングを披露し、エンジニアたちにはきわめて有用なフィードバックを提供した。その結果、テストの2日目にはクルマが大幅に良くなっていたという。

 ただ、クビカは予選トリムのFW40では、パフォーマンスをフルに引き出すことができなかった。これまでのテストでは、コンパウンドの柔らかいピレリタイヤを試す機会がほとんどなかったからだ。

 ウイリアムズは、クリスマス前には来季のラインナップを発表するものと見られている。基本的にクビカが有利な状況に変わりはないものの、シロトキンにもチャンスがないわけではないらしい。

続きはF1速報WEBで掲載中

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