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【生命保険業界】働きやすい会社ランキング1位はプルデンシャル生命 女性も働きやすい企業多数

2017年12月11日 07:01  キャリコネニュース

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キャリコネニュースでは、約100万人が登録する国内有数の転職口コミサイト「キャリコネ」のデータから業界別で「働きやすい会社ランキング2017年下半期版」を作成した。今回は生命保険業界のランキングを発表する。

対象は、2016年10月1日~2017年9月30日の期間に評価が10件以上寄せられた企業。個人や企業から集めた保険料を国債や株式、外国証券などで運用し、被保険者が亡くなった時や入院・手術の際に保険金や給付金を支払う生命保険だが、マイナス金利政策で運用難が続いている。18年4月には、11年ぶりの標準生命表改定を控えており、各社は商品設計の見直しなどを急ぐ。

ユーザーは、次の6つの選択項目をそれぞれ5点満点で評価している。

「労働時間の満足度」「仕事のやりがいを感じるか」
「ストレス度の低さ」「休日の満足度」
「給与の満足度」「企業のホワイト度(ブラック企業でないか)」

これら全項目の平均点が、その企業の働きやすさの指標となる。

1位:プルデンシャル生命保険 平均3.50点


2位:東京海上日動あんしん生命保険 平均3.49点


3位:アメリカンファミリー生命保険 平均3.42点


4位:ソニー生命保険 平均3.33点


5位:メットライフ生命保険 平均3.32点


6位:かんぽ生命保険 平均3.30点


7位:大同生命保険 平均3.26点


8位:損保ジャパン日本興和ひまわり生命保険 平均3.24点


9位:ジブラルタ生命保険 平均2.92点


10位:第一生命保険 平均2.86点

プルデンシャルの社員からは「報酬に直結するやりがい」を指摘する声

1位:プルデンシャル生命保険

米金融サービス機関、プルデンシャル・ファイナンシャルの一員であるプルデンシャル生命保険が1位となった。特に"仕事のやりがい"の項目が4.6点とずば抜けて高い。また「月収27万と契約社員としてはとても優遇されていると思います。ボーナスはありませんが、保険関係はすべて入れて頂けます」(営業アシスタント 40代後半 女性)という声もあり、非正規社員の待遇も良いようだ。

「報酬については自分の頑張りがそのまま反映されるのでやりがいがある。ただやらなければそれはそれで反映するため継続して営業し続ける必要がある。内容としては1つの契約で4年間は確保されているのでフルコミッションとは言えやらなければ0になるというわけでもない。やり続けられる人にはとんでもない高い報酬を得ることは可能」(コンサルティング営業 30代前半 男性)
「支社の方々をサポートする仕事で、支社内の方々とも大変交流があり、自分自身とても勉強になります。生保関係の資格を取得する必要があり、勉強が必要。やる気があれば色々な仕事を任せてくださり、とてもやりがいがあります。営業の方々は皆さんいい方でとても楽しい職場でした」(営業アシスタント 40代後半 女性)

2位:東京海上日動あんしん生命保険

2位には東京海上ホールディングス傘下の東京海上日動あんしん生命保険が入った。項目別に見てみると、 "労働時間の満足度"が3.9点と特に高いことに加えて、"ストレス度の低さ""休日の満足度"などの項目でもランキング各社の平均以上の点数を獲得している。

「残業は多いですが、休日出勤は基本無いです。残業代も所定の時間内なら出るので、特にブラックだとかということもありません。週休二日で休めるところは大きいです。勤務時間については特に大きな不満もなく、入社前後で大したギャップもありません。特に最近は労務管理が厳しくなっているため、特に大きな不満もありません」(商品企画 20代前半 女性)
「結果がダイレクトに報酬に繋がるので、報酬にやりがいを求める方には良いと思います」(コンサルティング営業 30代後半 男性)

3位:アメリカンファミリー生命保険

特にがん保険の分野でパイオニアとされるアメリカンファミリー生命保険は、3位にランクインした。目立って低評価の項目がなく、「誕生日には会社からカタログギフトが届き、創業記念日を含む1週間には社員全員にお菓子の詰め合わせ、また抽選で豪華景品が当たるなど、社員を大切にしようというのが伝わってきます。えらべる倶楽部にも加入しているため、ディズニーランド、レンタカーや映画など、多くの優待を受けられます」(営業アシスタント 20代前半 女性)といった口コミも。"ホワイト度"は10社中2位となっている。

「基本的に残業制限が厳しく、サービス残業はまずない。休日出勤も予め予定されている日以外はなく、100%振替休日を取らなければならないので、ワークライフバランスは保たれている。アフター5は楽しめる」(プロジェクトマネージャー 30代後半 男性)
「保険を学べることは、自分自身役に立った。その知識がお客様のお役に立てることに繋がるので、やり甲斐がありました。あと、時間管理に厳しく、逆に言うと残業や義理でダラダラと残る必要がないので、とても助かり、仕事とプライベートをはっきり分け、メリハリのついた時間を過ごせるのは良かったです」(カスタマーサポート 40代前半 女性)

4位:ソニー生命保険

4位に入ったのはソニーフィナンシャルホールディングス傘下のソニー生命保険。全ての項目で3点代前半をキープし、バランスよく点を獲得した。口コミでは「出産休暇などもしっかりあったので、女性であれば安心して働けると思います。実際に出産休暇を取った上で、復職されている方もおりました」(マーケティングコンサルタント 30代後半 男性)といった声が特に目立った。

「育休は最大で3年まで取れますが、1年ほどで戻って来られる方が大半という印象です。子供が小学校3年生まで、時短勤務をすることができるので、子持ちの女性でも働きやすい環境だと感じています。また、女性のマネージャーが活躍している姿も見ているので、男女関係なく、能力があればどんどん活躍できる環境だと思います」(営業企画 20代前半 女性)
「残業は部署にもよりますが、30時間程度です。最近は会社としても残業削減に取り組んでおり、以前に比べ、残業が減ってきたように感じています。休日出勤は基本ないと思います。プライベートとのバランスは非常にいいと思います。有給も自分の業務に影響がなければ取れます」(営業企画 20代前半 女性)

5位:メットライフ生命保険

5位にはAIG系アリコを買収したメットライフ生命保険が入った。"ストレス度の低さ"が2.6点と低調なのは気になるが、そのほかの項目では上位企業に引けをとらない点数を獲得している。「金融機関ではあるが、仕事の自由度は高い。きちんと承認をとっていけば、新しいことにチャレンジしやすい社風だと思う」(マーケティング 20代後半 女性)という口コミが印象的だ。

「女性が多い職場の為、妊娠・出産時のフォローは勿論のこと、子供の体調不良による急な遅刻早退・休みなどが取りやすい環境でした。産休・育休はほとんどの方が取得しており、人数の少ない男性社員も、奥さんの育休が終わった後に取る人も居ました」(営業事務・管理事務 30代前半 女性)
「一人ひとりに割り当てられるバジェットも大きく、緊張感を持ちながらも楽しい仕事ができる。自分が担当した施策を生活の中で見かけることもあり、そういった瞬間に喜びを感じる」(マーケティング 20代後半 女性)

「福利厚生など踏まえると報酬は大手金融機関並み」(大同生命)

6位:かんぽ生命保険

「有給休暇は取得し易い。無駄な残業も推奨していない。水曜日はノー残業デーであり、定時退社する社員も多い。部署や時期によるかもしれないが非常にホワイトな企業であると感じる。給料に関しては固定給が低いものの、残業代はしっかりと支給されるのでサービス残業といったものはない。男性社員による育休等の取得も勧奨している」(財務・会計関連職 20代後半 男性)

7位:大同生命保険

「額面ベースだと役職がつかない限り多いとは言えないが、家賃補助や企業年金、退職金などの福利厚生まで踏まえると、決して異業種を含む大手金融機関に引けを取らない」(代理店営業 30代前半 男性)

8位:損保ジャパン日本興和ひまわり生命保険

「基本的に自分の希望通りに有休を取る事が出来ます。勤務時間は各自終わりしだいでPCと連動して出勤時間が管理されているので働いた分はきちんと残業代をもらえます」(コールセンタースタッフ 30代後半 女性)

9位:ジブラルタ生命保険

「繁忙期の残業は発生するが、基本的には自分でコントロールできる。残業代はしっかりでる。会社としても、無駄な残業をしないように指導している。休日出勤などはほとんど無い。どうしても必要な場合は代休が取得できる。残業をせざるを得ないようなプレッシャーや、過剰な労働を強いられたことはない」(人事 20代後半 男性)

10位:第一生命保険

「職場内の人間関係がまず良い。雰囲気が良く、女性が多い為、主婦に優しい。子供の送り迎えの早退、遅刻が可。なので楽しく仕事出来る。子供を連れて来るのも有り。やりがいも人それぞれ合う合わないがあるが、ノルマ達成まではきつい。でも達成した後の施策が大きい。だから頑張ろう!と思える仕事内容」(コンサルティング営業 20代前半 女性)