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ダスティン・ホフマン、共演女優からもセクハラ暴露「彼は私の尊厳を踏みにじった」

2017年12月10日 15:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ダスティンの“裏の顔”またしても暴かれる
俳優ダスティン・ホフマン(80)がテレビ映画『Death of a Salesman(原題)』に出演した際、彼は当時17歳だった女性プロダクションアシスタント(インターン)にセクハラ行為を連発。最近になってこの1980年代の出来事を彼女に暴露されるなり、「私は女性を尊敬しています。私がしたことで彼女が不快な思いをしたのなら、申し訳なく思います」と謝罪していた。しかし今度は同作品の舞台版で共演した女優が、彼によるトンデモない行為を明かしている。

このほど『Death of a Salesman』でダスティン・ホフマンと共演したキャスリン・ロセッター(Kathryn Rossetter)が、『The Hollywood Reporter』にゲストとしてコラムを寄稿。ダスティンについて「素晴らしい俳優で私がキャリアを得る手助けもしてくれました」としつつ、「その一方で、彼は権力を利用するブタ野郎なのです」とも表現し、彼の行動を批判した。

「私が問題にしているのは、彼の言葉ではなく彼の行動なのです。」
「毎夜のセクハラ行為で、彼は私の自信や尊厳を踏みにじったのです。彼は私の自尊心を傷つけ品位を落としました。彼は私の喜びを奪い、魂に汚らわしい指紋を残したのです。」

ロセッターは当初、ダスティンを「私の英雄だわ」と尊敬していたのだそう。だがそんな思いも、彼が毎晩のように舞台袖でセクハラ行為を繰り返すようになり砕け散ったという。

「ある晩シカゴで、私のスリップに彼は手を入れ太腿の内側に触れたのです。」

当時は週に6回から8回のショーを行っていたというが、ほぼ毎回このような行為を受けたとのこと。しかし芝居の本番中とあって何も言えず、ダスティンの行為はどんどんエスカレート。ついには彼女の女性器に指を入れるなどしたといい、ロセッターは家に帰ってから泣くしかなかったそうだ。

またダスティンは「やめてほしい」という彼女の言葉を聞き入れず、衣装のスリップをまくりあげて胸をクルーに見せるなど最悪なことまでしたという。

「そうなんです。ダスティンはあらかじめ『驚かすことがあるから』とクルーに言い、舞台裏に来るよう伝えてあったんです。」
「『毎晩ステージに出る前にこんなことをされたらどう思う? 放っておいてちょうだい』―そう叫んだこともありました。」

役者達が属する組合に報告することも検討したロセッターだが、関係者に「ダスティンは権力者。言わない方が良い」とのアドバイスを受け、彼女自身も「キャリアがダメになるのかもしれない」との恐怖心から身がすくんでしまったそうだ。

ちなみにダスティンによるセクハラ行為の被害者は、元インターンと同女優だけではないと伝えられている。これら主張のどこまでが事実なのかは本人達にしか分からないが、ダスティンが“良からぬ行為”をしていた可能性は限りなく高いと言える。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)