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「グウィネス・パルトロウとも寝た」 ワインスタイン、嘘で女性達を誘惑

2017年12月08日 15:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ハーヴェイ・ワインスタイン、グウィネスの名まで悪用
人気女優グウィネス・パルトロウはかつて、映画『Emma エマ』の撮影スタートを前に「ミーティングのため会いたい」という“敏腕プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタインの言葉を信じ、彼のスイートルームを訪問。そこで彼に触られたほか、「マッサージをリクエストされた」「寝室に行こう」と誘われたことを『New York Times』に明かしていた。しかし、そんな経験をしながらもグウィネスは彼の関わる映画に出演し続けて、ワインスタインらが設立した映画配給会社「ミラマックス」の“ファーストレディ”のように大事に扱われたという。そしてグウィネスの知名度や人気も上がり、周囲も彼の手腕をずいぶん信頼するようになった。だがその裏で、ワインスタインはグウィネスの名を利用し女性達にとんでもない行為を強要していたのだ。

何年もの間、多くの女性達に卑劣なセクハラ行為を続けていたハーヴェイ・ワインスタイン。彼の手口のひとつに、「ミラマックスのファーストレディ」ことグウィネス・パルトロウに関するものがあったと『New York Times』が報じた。

同メディアによると、ワインスタインは女性達に対し「俺はグウィネスとも寝た」「その後に映画『恋におちたシェイクスピア』でスターにしてやった」と断言。「自分と性的な関係を持てば同じようにスターになれる」と示唆したことを複数の女性が証言しているという。

うち、ひとりの女性は「2004年にワインスタインから性的暴行を受けた」「寝室には額に入れたグウィネスの写真まで飾ってあった」と暴露。また2000年に彼にセクハラ行為を受けたという女性も、「彼はグウィネスや他のスターと親密にしていた」と語っている。

この件について、グウィネスは「誰かと寝た―そんな嘘をついた最初の人間は彼じゃない」「でも彼が嘘を“女性を襲うための武器”にしたことは間違いない」とコメントしている。またグウィネスはこれら女性のうち数名と話をしたといい、「酷く打ちのめされている」と明かした。

ちなみにグウィネスはワインスタインのセクハラ行為を当時の交際相手ブラッド・ピットに伝え、激昂した彼はある日ワインスタインに会い胸元を押し「二度と彼女に触れるな」と声を荒らげたそうだ。しかしその後も2人はワインスタインの関わる映画には出ていることから、「セクハラまがいの行為を受け一切関わるのをやめた」「周囲にも警告してきた」というアンジェリーナ・ジョリー、そして何年も前から「ワインスタインにプライベートパーティに誘われても、行っちゃダメよ」と公然と語っていたコートニー・ラブに比べ、イメージは少々ダウンしてしまった。なおブラッドについては「良い監督から声がかかり脚本が良かったから仕事を受けた」とのことで、ワインスタインと直接関わることはほぼなかったという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)