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『トヨタ・プリウスα』一部改良で”セーフティセンスP”を標準化。特別仕様車も登場

2017年12月07日 16:12  AUTOSPORT web

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一部改良を受け、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P(セーフティセンスP)」を全車標準装備化した『トヨタ・プリウスα』
ミドルサイズのハイブリッドミニバンとして、ステーションワゴン的なユーティリティを特徴とする『トヨタ・プリウスα』が一部改良を受け、衝突回避支援パッケージ『Toyota Safety Sense P(セーフティセンスP)』を全車標準装備化。同時に、黒を基調とした内外装デザインの特別仕様車『S“tune BLACK Ⅱ”』を導入し、12月1日から発売開始となっている。

 1.8リッターの2ZR-FXEをベースに、THS機構を採用したハイブリッド搭載のワゴンモデルとして、5人乗り仕様と、サードシートを備えた7人乗りまでラインアップ。

 すでにファミリーの大黒柱である『プリウス』は第4世代へと移行し、最新のTNGAと呼ばれるプラットフォームを採用しているが、この『トヨタ・プリウスα』も先代モデルをベースとしながら、ステアリング系の支持剛性の高さやフラットな乗り心地で、JC08モード26.2km/リッターの省燃費性能を持ちながら、爽快さをも感じさせる走行性能を誇っている。

 その『トヨタ・プリウスα』に、実安全の追及から生まれたトヨタの先進安全機能、セーフティセンスPを標準搭載。

 自車速度約10km/h以上から作動し、約80km/hまでの間で対歩行者検知も可能な衝突回避支援タイプとなる、ミリ波レーダー+単眼カメラ方式の『プリクラッシュセーフティシステム』を筆頭に、ステアリング制御機能付きの『レーンデパーチャーアラート』、約30km/h以上で自動的に状況を判断して作動を切り替える『オートマチックハイビーム』、そしてブレーキ制御機能付きの前走車追従型『レーダークルーズコントロール』の4つの機能を備え、衝突回避や衝突時の被害軽減をサポートする。

 また、エクステリアカラーには新規設定色のダークレッドマイカメタリック、スティールブロンドメタリックを含む全9色を設定し、助手席リフトアップシートやフレンドマチックを備えたウェルキャブ(メーカー完成特装車)仕様についても、ベース車同様の改良が施されている。

 そして特別設定色となるブラッキッシュアゲハガラスフレークを採用した特別仕様車『S“tune BLACK Ⅱ”』は、メッキ+カラードのバイカラーとなるアウトサイドドアハンドルや、スーパークロームメタリック塗装ホイールキャップ採用の16インチアルミホイール、ブラックエクステンション加飾のプロジェクター式ハロゲンヘッドランプを採用。こちらはオプションでBi-Beam LEDにも変更可能となるなど、これらのアイテムにより、精悍な印象のエクステリアに仕上げられた。

 また、インテリアでもステアリングスイッチベースをラメ入りピアノブラック塗装とし、ホワイトのステッチも施された本皮巻きステアリングをはじめ、コンソールスイッチプレート、センタークラスターとコントロールパネル、フロント・リヤドアスイッチベース、シフトノブ+シフトレバーベゼルにもラメ入りピアノブラック塗装が施されるなど、ゴージャスな空間が演出されている。

 そのほかフロントドアガラスには、はっ水機能付きのスーパーUV・IRカットグリーンガラスを採用し、運転席・助手席はシートヒーターが採用されるなど、機能的な装備も奢られている。

 この特別仕様車『S“tune BLACK Ⅱ”』にも5人乗り、7人乗り仕様が用意され、価格はそれぞれ278万3160円、298万9440円に。そして通常グレードは、256万5000~346万5720円となっている。
『トヨタ・プリウスα』公式サイト:http://toyota.jp/priusalpha/
『S“tune BLACK Ⅱ”』公式サイト:http://toyota.jp/priusalpha/grade/special/