FIA国際自動車連盟は、WorldRX世界ラリークロス選手権の2018年シーズンにけるコスト削減策を承認した。12月6日に行われたワールド・モータースポーツ・カウンシルで認められた。
サーキットレースとラリーの要素を持ち合わせたラリークロス競技は、ターマック(舗装路)とダート(未舗装)が入り交じるコースでマシンが激しいバトルを繰り広げることから、ヨーロッパや北米などで人気が高まっている。
FIAが主催する世界選手権であるWolrdRXには、プジョーやフォルクスワーゲンがチームにワークス支援を行っているほか、ペター・ソルベルグやセバスチャン・ローブ、マティアス・エクストロームといった強豪たちが参戦している。
2018年の開催スケジュールはすでに発表されているとおり、初開催のアメリカを含む全12戦。4月13~15日のスペイン戦で開幕を迎え、11月23~25日の南アフリカ戦で最終戦を迎える。
そんな新シーズンに向けてFIAはWorldRXプロモーターのコストコントロール策を承認。エンジンやターボ、タイヤ、ギヤレシオ、空力パーツについて、新たな制限が設けられることになった。
なお具体的な内容については、後日アナウンスされる見込みだ。