情報社会の怖さをアートで伝える展覧会が水戸芸術館で開催

情報社会に焦点を当てた展覧会「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は2018年2月10日から5月6日まで。

　「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」では、フェイクニュースの氾濫や監視社会の発達、人工知能など、現代に潜むスリリングな状況にフォーカスした国内外の8組のアーティストの作品を展示。サイモン・デニーによる新しい貨幣システムの背景にある思想や展望をボードゲームで表現した作品や、レイチェル・マクリーンによるSNSを取り巻く欲望を描いた映像作品、谷口暁彦による監視カメラを操作して撮影・合成した写真作品などの作品が並ぶ。このほか、デヴィッド・ブランディ、セシル・B・エヴァンス、ヒト・シュタイエル、小林健太、アートユニット「エキソニモ」らが出展する。
　期間中、参加アーティストやゲストを迎えたトークセッションや、キュレーターによるギャラリーツアーなどが実施される。




■ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて会期：2018年2月10日（土）～5月6日（日）時間：9:30～18:00（入場時間は17:30まで）会場：水戸芸術館現代美術ギャラリー休館日：月曜日、2/13、5/1、＊2/12、4/30は開館公式サイト