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スーパーフォーミュラ鈴鹿テスト:2日目午前は塚越がトップタイム。石浦、伊沢が続く

2017年12月07日 12:52  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラの2日目午前のトップタイムをマークした塚越広大(REAL RACING)
12月7日、鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権のエンジンメーカー/ルーキードライバーテストの2日目午前のセッションが行われ、塚越広大(REAL RACING)が1分36秒143をマークしトップタイムを記録。石浦宏明(P.MU/CERUMO·INGING)が続いた。

 走行初日に続き、2日目を迎えたスーパーフォーミュラのエンジンメーカー/ルーキードライバーテスト。この日は多くのマシンでドライバーの変更があった。まず、SUNOCO TEAM LEMANSの7号車と8号車は、それぞれ大嶋和也とフェリックス・セラレスが乗り込んだが、マシンをスイッチし8号車にセラレスが、7号車に大嶋が乗り込んだ。

 また、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの19号車には、今季スーパーGT500クラスでチャンピオンを獲得した平川亮が、20号車には金丸ユウが搭乗。VANTELIN TEAM TOM'Sの36号車は、アンドレ・ロッテラーに代わってジェームス・ロシターが乗り込んでいる。また、B-MAX Racing Teamは、この日佐々木大樹が乗り込んだ。05号車のホンダテストカーは、前日午後に続き大津弘樹がドライブしている。

 そしてこの日にドライブが明らかにされたのは、今季までDOCOMO TEAM DANDELION RACINGから参戦していた伊沢拓也だ。伊沢は当初、発表されたリスト上ではナレイン・カーティケヤンに代わってTCS NAKAJIMA RACINGの65号車をドライブするとされていたが、この日は前日に中嶋大祐とアレックス・パロウが乗っていた64号車に乗り込んでいる。

 前日同様10時30分にスタートした2日目午前のセッションだが、開始から14分というところで、アウトラップだった8号車に乗るセラレスが2コーナー立ち上がりでスピンオフ。一度目の赤旗が提示される。また、開始51分には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がデグナーふたつめでクラッシュ。さらにデグナーでは開始1時間8分に金丸がクラッシュしたほか、開始1時間40分には、国本が再度デグナーふたつめでクラッシュ。合計4回の赤旗が提示された。

 セッションは終盤まで上位陣は1分37秒台で推移していたが、4回目の赤旗直前に塚越が1分36秒台へ。さらに残り5分を切ってから、石浦や伊沢、山本尚貴(TEAM MUGEN)がタイムアップしていく。最終的に塚越のタイムは破られず、1分36秒143がこのセッションのトップタイムに。石浦が2番手、そしてTCS NAKAJIMA RACINGでの初ドライブとなった伊沢が3番手となった。山本が5番手、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が5番手と、ホンダ勢が上位につけている。

 ルーキー勢では、福住仁嶺(TEAM MUGEN)が8番手。大津がスーパーフォーミュラ2日目で9番手に。ひさびさのSFドライブとなる平川が10番手につけた。