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待望の『ジャガー・XFスポーツブレイク』が初上陸。『XF』も2018年型に刷新

2017年12月06日 17:52  AUTOSPORT web

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第2世代にして初の日本上陸となった『ジャガー・XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)』
ジャガーのEセグメント・クラスを担う『XF』が2018年モデルに刷新され、弟分の『XE』同様、完全自社開発となるINGENIUM(インジニウム)ガソリン&ディーゼルを搭載。さらに、先代モデルでは導入されなかったスタイリッシュで実用性に優れたワゴンモデル、『XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)』が待望の初上陸を果たし、この11月27日より受注開始となっている。

 ハンティング文化があるイギリスで、長らく“シューティングブレイク”と呼ばれ親しまれてきたワゴンボディモデルだが、その伝統をジャガー流に解釈し、2代目『XF』の誇るダイナミクス性能と組み合わせたこの新たなブレイクは、その名称を“スポーツブレイク”としている。

 その最大のセールスポイントとなるラゲッジは、リヤシートを折りたたむと最大1700リットル(通常時は565リットル)の大容量(テニスボール6500個分)を確保することが可能。

 さらに、積載物の重さに合わせて調整を図ることでリヤの車高を上げてシャシーを水平に保つ、セルフレベリング機能付リヤエアサスペンションも当然装備され、室内空間を快適に保つイオン空気清浄機能、運転席から天井付近に軽く手を振るだけでパノラミックサンルーフの開閉が可能なジェスチャー・ルーフブラインドなど、最新のテクノロジーを多数採用し、優れた実用性と快適なドライビングを実現した。

 また、先に2018年モデルに更新された『XE』と同様に、この『XF』でもエンジンラインアップを刷新。

 設計から生産まで自社で手がけ、軽量設計とスムーズで高効率なパフォーマンスを生み出す、3種類の2リッター4気筒INGENIUMガソリン(最高出力200PS/最大トルク320Nm、最高出力250PS/最大トルク365Nm、最高出力300PS/最大トルク400Nm)に加え、3リッターV型6気筒スーパーチャージド・ガソリン(最高出力380PS・最大トルク450Nm)、そして2リッター4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(最高出力180PS・最大トルク430Nm)の計5種類が用意された。

 さらに、ディーゼルを搭載した「PURE」と「PRESTIGE」のふたつのグレードには、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)を備えた4輪駆動(AWD)モデルが加わり、通常は発進時から最大の安定性が得られるようにトルクを50:50で配分し、オンロードで最高のパフォーマンスを発揮するために、リア100%の配分から路面状況に応じてフロント100%の配分までをコントロール。

 ボディ全体の実に75%をアルミとする軽量アーキテクチャーと、縦方向と横方向の双方に理想的な剛性を提供するダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンションとインテグラルリンク式リア・サスペンションの組み合わせで、ジャガーならではのハンドリング性能や俊敏性、天候に左右されない安定した走りの世界が堪能できる。

 その他、ジャガー・ランドローバーの姉妹ブランドであるレンジローバー譲りの機能として、滑りやすい路面でもステアリング操作のみで低速の一定速度で走行できるオール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)を標準装備。

 さらにインテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)を備えた4輪駆動(AWD)モデルには、車両状況を常時モニタリングし、エンジンとブレーキの設定を適切に調整。路面状況を認識し、最適なグリップ力を発揮するアダプティブ・サーフェス・レスポンス(AdSR)も初採用されている。

 すでにおなじみとなった最新のインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」にはオプションで通信機能を新たに導入し、スマートフォンのアプリを介して車両から離れた場所でのドアロックや解除、エアコン操作、走行履歴や車両状態の確認が可能となり、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐ機能も備える。

 また、歩行者検知機能が付いた自動緊急ブレーキ(AEB)を標準装備し、車の周囲360度の映像をタッチスクリーンに表示して運転操作をサポートするサラウンド・カメラシステムを強化したフォワード・トラフィック・ディテクションや、車線変更時の衝突回避をサポートするブラインド・スポット・アシストを新たに採用することで、安全性もより高められている。

 ボディカラーは新色のシリコンシルバーを含めた全12色展開となり、INGENIUM(インジニウム)ガソリン搭載モデルは605万~899万円。同じく、AWDを含むINGENIUMディーゼル搭載モデルは615万~723万円。さらに高性能版の3リッターV6スーパーチャージドを搭載する『XF S』は、1147万円の設定。

 そしてガソリン、ディーゼルともに「PRESTIGE」のモノグレード展開となる『XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)』は、ガソリンが756万円。FRのディーゼルが722万円と、装備品の差でディーゼルがよりアフォーダブルな設定となっている。
Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp/index.html
ジャガーコール(フリーダイヤル):0120-050-689