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MotoGP:2018年シーズンの技術規則、競技規則が決定。新チャンピオンシップが導入

2017年12月06日 16:02  AUTOSPORT web

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2018年はMotoGPクラスのインディペンデントチームのチャンピオンシップが設定された
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、11月29日にスイスのジュネーブでグランプリコミッションが会合を開き、技術規則と競技規則に関して協議を行い、以下の事項を決定したことを12月4日付で発表した。

技術規則(2018年施行)
■ロードレーシングホイール
 ロードレーシングホイールのテスト及び承認に関する新たな提案が確認され、詳細は最新の技術規則に掲載される。

■バーチャルピットボードシグナル
 2018年シーズンには、チームはレースディレクションのメッセージと同じシステムを使用して、引き続きライダーが使用するダッシュボードにメッセージを送信することができる。複数のチームは、すでに2017年シーズンの終盤に使用していた。

 規則は、このシステムを使用するチームがドルナのタイムキーピングによって発行された手順に準拠していることを確認するために導入される。主な要件としては、ライダーのダッシュボードに送信されたメッセージは、ドルナのタイムキーピングとテレビが同時に受信したメッセージを正確に複製する必要があるということだ。

競技規則(2018年施行)
■新たなチャンピオンシップ
 現状、MotoGPクラスでチームのワールドチャンピオンシップが存在する。Moto3クラスチームとMoto2クラスチームのために、新たに2つのワールドチャンピオンシップが導入され、結果はライダーの交代やワイルドカード参戦ライダーなどを含むチームに起用されたすべてのライダーたちの総合ポイントに基づく。

 また、MotoGPクラスにおけるランキングトップのインディペンデントチームに対する『MotoGPクラス・インディペンデントチーム・トロフィー』と、インディペンデントチームのランキングトップのライダーを表彰する『MotoGPクラス・インディペンデントチームライダー・トロフィー』も導入される。

その他の事項
■MotoGPクラスのワイルドカードエントリー
 2018年、ワイルドカードライダーとして5つのレースにミカ・カリオをエントリーするKTMの申請を承認。カリオの参戦レーサ、スペインGP、カタルニアGP、ドイツGP、オーストリアGP、アラゴンGPの5戦。

 1シーズンにおけるワイルドカード参戦権の所有回数は、各マニュファクチャラーは、1シーズンに最大で3名、コンセッションの有益を受けるマニュファクチャラーは、最大で6名のワイルドカードをエントリーすることが許可される。マニュファクチャラーがその譲渡を失った場合、この権利は次のシーズンまで取り消されない。

■ベストグランプリ
 セパン・インターナショナル・サーキットで開催されたマレーシアGPが2017年のベストグランプリに選出された。