迎えた6日の鈴鹿サーキットの天候は晴天。ただ10時30分のコースオープン時、気温は7.4度(サーキットライブウェザーより)とこの時季らしい冷え込みのなか、走行がスタートした。このセッションで初めてのSFドライブを体験したのは、日本人ドライバーでは来季F2との掛け持ちも噂される福住仁嶺(TEAM MUGEN)、今季F2でランキング6位の松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、全日本F3王者の高星明誠(B-MAX Racing Team)といったところ。
また、今季ヨーロピアンF3ランキング3位のマキシミリアン・ギュンター(SUNOCO TEAM LEMANS)、FIA F2ランキング19位のラルフ・ボシュング(SUNOCO TEAM LEMANS)、F1経験ももつリオ・ハリアント(ホンダテストカー)もSFドライブを初体験。なお、SUNOCO TEAM LEMANSのピットには、今季FIA F2でランキング3位につけたイギリス人ドライバー、オリバー・ローランドも姿をみせている。
タイムとしては1分38秒台から37秒台、さらに1分36秒台へと縮められていき、今季の開幕戦の予選並みのタイムが記録されていったが、終盤アタックを実施するマシンも多く、最終的に中嶋大祐が1分36秒573でトップタイムをマーク。1分36秒607で関口が2番手、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番手につけた。4番手には白いヘルメットを被り走行した山本尚貴(TEAM MUGEN)、5番手にはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)がつけている。