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「お茶」がテーマの新ホテルが新橋に開業、ゲンスラー社が設計デザイン

2017年12月06日 10:04  Fashionsnap.com

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茶屋の縁側のように腰をかけられる客室 Image by: 龍名館
老舗旅館を営む龍名館が約100年ぶりに用地を取得し、新橋6丁目に地上9階建てのホテル「ホテル1899(イチハチキュウキュウ)東京」を2018年12月1日に開業する。設計デザインは「adidas NYC」といったアパレルショップや、中国で最も高い建造物「上海中心大廈(上海タワー)」を手掛けたゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッドが担当。同ホテルのために設立された龍名館100%出資の新子会社「1899ホスピタリティ」が運営を行い、「お茶」をテーマに日本らしさを打ち出した宿泊特化型ホテルとして展開する。


 「ホテル1899東京」は龍名館が旅館として創業した1899年を冠したブランド第1号となるホテルで、延床面積は約2,400平方メートル。ホテル全体のデザインコンセプトは「現代的に解釈された茶屋体験」で、茶屋の縁側をモチーフにした家具を設置するなど、モダンにアレンジされたお茶の文化を館内と客室の随所で感じられる内装に仕上げるという。
 客室数は地上3階から9階に63室を設え、「茶屋をイメージした庵(いおり)」をデザインコンセプトに4種類のデザイナーズルームをダブルとツインルームの2タイプでそろえる。フロントは2階に配置し、日本茶を試飲できるカウンターやお茶関連の商品を販売するショップを設置。1階にはお茶を使った料理とスイーツを提供するレストラン兼デリカテッセンがオープンする。宿泊料金は1泊税込2万3,000円~4万5,000円。年間2万組の宿泊を想定しており、2019年度までに4億円の売り上げを目指す。
■ホテル1899東京開業日:2018年12月1日(土)住所:東京都港区新橋6-4交通:JR、東京メトロ、都営地下鉄、ゆりかもめ「新橋駅」から徒歩9分   JR、東京モノレール「浜松町駅」から徒歩13分   都営地下鉄「御成門駅」徒歩6分/都営地下鉄「大門駅」徒歩10分   羽田空港からタクシーで約20分/成田空港からタクシーで約60分電話:03-5289-7088(開業準備室)
公式サイト