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上から魚を眺める次世代癒し系テーブル「宙SORA」がクラウドファンディングに登場

2017年12月05日 22:02  Techable

Techable

写真
有名水族館を始め、バーやレストランでも採用されている「バーズアイ水槽」。

上から見下ろすタイプの水槽は、どうしても波が立って水中が綺麗に見えない。だがバーズアイ水槽なら、その波を抑えることができる。だからこそ、インテリアテーブルとしても成立するのだ。

このバーズアイ水槽の開発元である株式会社スプリングは、国内クラウドファンディング「Makuake」に新製品を投入した。それがここで紹介する「宙SORA」だ。
家具になった水槽
驚異的な濾過能力を持つ宙SORAは、次世代の家具として注目を集めている。

そう、これは「家具」であるということを忘れてはいけない。

種類は複数あるが、ここでは最も大きいサイズの95cm型をご紹介しよう。寸法の詳細は95cm×95cm×45cmであるが、この中を魚が泳ぐのだ。淡水魚、熱帯魚、そして海水魚にも対応できるという。

曲線のデザインが美しいこの製品だが、水槽として見ても極めて高性能のものである。濾過槽やそれに応じる配管システムが完備され、それにより魚だけでなく珊瑚も飼育可能としている。

素材はFRPとガラス、アクリルの組み合わせ。そのクオリティーは、冒頭で書いた通り水族館に採用されるほどのレベルである。もともと株式会社スプリングは6畳一間の部屋から始まった企業だが、今では世界20ヶ国で特許を取得した水槽メーカーとしてその名を轟かせている。
Makuakeで大幅値引き中
此度はMakuakeでの資金調達ということだが、もしこれに失敗すれば一般商品化は断念せざるを得ないと公言している。だが残り期限57日の段階で、すでに目標金額手前の額の出資を集めている。この勢いならば、一般商品化は現実のものとなるだろう。

価格は、先述の95cmサイズは24万円。ただしこれはMakuake限定価格で、通常価格は60万円を予定している。これよりも小さい50cm×50cm×17cmのタイプは、限定30個で4万円という値段だ。

家具としても水槽としても、非常に高いクオリティーを保つ宙SORA。そしてバーズアイ水槽という技術が日本発のものであるという事実は、やはり特筆すべき事柄である。

Makuake