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ミヒャエル・ハネケ監督最新作『ハッピーエンド』、2018年3月日本公開決定

2017年12月05日 10:42  リアルサウンド

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 『白いリボン』『愛、アムール』のミヒャエル・ハネケ監督最新作『ハッピーエンド』が、2018年3月3日に全国公開されることが決定した。


参考:「70年代よりも現代のほうがパンクの精神を必要としている」J・C・ミッチェル監督インタビュー


 本作は、難民が多く暮らすフランス北部の町カレーを舞台に、それぞれに問題を抱えた3世代の家族の姿を描いたヒューマンドラマ。前作『愛、アムール』に続いてのハネケ監督とのタッグとなるジャン=ルイ・トランティニャンとイザベル・ユペールが出演するほか、『アメリ』のマチュー・カソヴィッツ、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ、『少女ファニーと運命の旅』のファンティーヌ・アルドゥアンらもキャストに名を連ねている。


 今年行われた第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも出品された本作について、ハネケ監督は「私の映画はすべてエモーショナルだ。ある意味、私はいつも同じような映画を作っている。映画監督とはそういうものじゃないか? だが、少しでも前より良いものを作っていきたいと願っている。とにかく、今回は“良い”映画を作ろう、とは思わなかった。“不快”な映画を作るときだ、とね」と語っている。(リアルサウンド編集部)