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日本のハロウィン市場は頭打ち?LINEが調査結果を発表

2017年12月04日 19:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

今年のハロウィン当日の渋谷の様子 Image by: FASHIONSNAP
LINEが、15~49歳男女のユーザー5,000人超に対して実施した2017年のハロウィン実態調査結果を発表した。昨年に比べてハロウィン参加率は全体的に低下。ハロウィン関連で使った平均金額も昨年を下回る結果となり、「日本におけるハロウィンは頭打ちと言えるかもしれない」と分析している。

 今年のハロウィンで最も参加率が高かったのは10代女性で63%(昨年は70%)、最も低いのは40代男性で34%(昨年は41%)。特定の年代に留まらず、全世代で低下もしくは昨年並みの結果となった。なお、参加者の6割強が女性と、昨年に引き続き女性の参加率が高かった。
 ハロウィン関連で使った平均金額は、昨年の5,273円に対して今年は4,662円と減少。また、ハロウィン関連行動調査では1位「ハロウィン仕様の食べ物の購入」、2位「飾り付け」、3位「服・グッズの購入」と、ハロウィンの祝う場所や相手は「自分の家」や「家族」の傾向が強まっていることがわかった。
 来年の参加意向に関しては「まったくしたいと思わない」が31%(昨年は24%)と昨年よりも増加。来年のハロウィンは今年よりもさらに縮小傾向になることが予想されている。
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