2018年シーズンはロバート・クビカがウイリアムズのシートを得る可能性が高いと見られているが、セルゲイ・シロトキンは自身が最有力候補者であることを期待している。
アブダビで行われたピレリのタイヤテストにおいて、シロトキンはウイリアムズの『FW40』で走行する機会を得た。
ウイリアムズが22歳のシロトキンの実力に純粋な興味を示しているのか、それとも彼の支援者であるSMPから一時的に高額な支払いを受けただけなのかは定かではない。しかしテストを走りきったシロトキンは、ウイリアムズのレギュラードライバーの座を欲している。
テスト2日目、シロトキンはヤス・マリーナ・サーキットで以下のように語った。
「間違いなく言えるのは、僕がこのテストに日光浴をしにきたわけではないということだ。近い将来にルノーのシートは望めないが、最高レベルの違うチームで仕事ができるのは名誉なことだ
「シートを得られずにリザーブでいることは、本当につらいことだ。僕は多くを学んでいるけれど、アドレナリンを必要としているんだ」
シロトキンは当然のことながらクビカとも顔を合わせており、『FW40』での走行におけるそれぞれの経験について、長く会話を交わすこともあったという。
「ロバートに初めて会ったけど、とてもオープンでいい人だった」とシロトキン。
「喜んで僕と話してくれたし、意味はそれほどないにしても、タイムを比較しあうこともできた。彼にとっての主な目的は、高いレベルでドライブすることだった」
「彼がやったことは並外れていると思うよ」とシロトキンは認めた。